カスタマーレビュー

2013年6月6日に日本でレビュー済み
血と肉とオイルの焼け焦げる臭いの漂うガンダム。 それが自分の印象です。
真空の宇宙では、臭いなど届きはしないのだが。

もっと一人一人の人間を掘り込んだ方が、物語としては面白くなるのかも知れない。
だけどこれは「物語」ではなく「戦記」なのだと自分は感じる。
一機のザク、一機のドム、一機のボール、一機のジム。
それらと同じように「使い捨て」られる「人の命」
残酷な戦場において、個人など使い捨てなのだ。
あえて深く個人を掘り込まない事で、逆に「戦争の残酷さ」を、読者にダイレクトに投げかける。

「悲しいけどこれ、戦争なのよね。」
シニカルに言い放った、ファーストガンダムの登場人物の一人、スレッガー・ロウ。
彼も戦争で命を落としたキャラクターだ。

スレッガーの語った「戦争」
彼の言う「戦争」に、最も真っ直ぐ回帰したガンダム。
それが本作だと思う。

イケメンキャラや子供が無双するだけがガンダムじゃないんだよ。
大人の男が読むに相応しいガンダムがあります。
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商品の詳細

5つ星のうち4.5
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