カスタマーレビュー

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2013年7月16日に日本でレビュー済み
漫画の神様、手塚治虫の作品群の中で上位の人気作である「火の鳥」
その火の鳥の中で、最も人気が高いエピソードがこの未来編とのことです。
*復刊ドットコムアンケートより

なんと45年も昔の作品ですが、いま読んでもとても面白いです。

特に印象的だったのは哲学的なテーマと実験的な表現技法です。

おそらく、まだメディアとして確立されなく子供向けという社会的な認識だったマンガを
芸術たらんとする、テーマや表現技法が強く反映されている気がしました。

内容は哲学的なのですが、SF的なストーリーとマンガの表現力で
その醍醐味をわかりやすく魅力に伝えています。

死ねないで何千年と生きながらえ、自殺を願う主人公は
強烈な印象を残しました。
*どのエピソードか忘れても、このシーンだけは何年たっても覚えているほど

やはりコマ割りのテンポだったり時代的なものがあるので
名作ですが、『気軽に一気読み出来たっ!』って程ではないです。

いまの漫画のほうが読みやすいですが、それを押しても
とてもおもしろい作品でした。

「火の鳥」を年代順に読んでいくと、読み進めるモチベーション的に
けっこうツライ作業になるので、この未来編は取っ掛かりのエピソードとして
最適だと思います。
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商品の詳細

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