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2021年4月19日に日本でレビュー済み
 主人公男=宇治君と主人公女=鯖江さんの間の付き合ってもいないのになんでもあり感が確立して、そこに様々な登場人物を絡ませるというパターンが安定して展開した3巻だった。この安定感は偏に鯖江さんの人物造形の巧みさによる。
 それにしても本作品を読んでいて筆者も主人公たちのような青春時代を送ってみたかったなどとつい思ってしまうのだが、そんなことを考えながら本作品を読むうちに、筆者が主人公たちと同年代の時分には「課長島耕作」を読んで大人(=3〜40代)になれば島耕作の様に素敵な異性が向こうからやって来てセクシャルな色々があった上に、仕事上の難問もいつの間にか解決してもらえるのではと、理性では否定しつつ意識化では期待していた情けない事実を思い出してしまった。もちろん振り返って「島耕作のようなこと」があるはずはない。そもそも虚構である主人公隊を羨んでも仕方ないのだが、ゼロに近い場所から見ると、10でも100でも∞でも同じように遠い彼方なのであった。
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5つ星のうち4.4
星5つ中の4.4
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