カスタマーレビュー

2017年5月21日に日本でレビュー済み
あの唐突に現われたブスの話は必要だったのだろうか。単行本の半分以上も使ってやるネタだったのだろうか。それを望んでいた読者はいたのだろうか。
12巻の怒涛の勢いを保ちながら三角関係に決着がつけられて、なおかつようやくヒロインといちゃいちゃする展開が始まるのかと期待した直後にぽっと出のブスがメインの話が始まっただけに、それまでの興奮が行き場を失って、無理やり急ブレーキを踏まされた気分になった。

とにかくブスの話には理由がない。貴重な勉強と彼女との時間を削ってまでブスに近づいた理由がない。かわいそうに見えるから助けてあげたい、ってのははあまりに弱い理由すぎやしないか。D判定食らって傷心気味だった主人公はどこへ消えた。勉強せねば、と焦っていた主人公はどこに行った。
「これも小説家になるための修行」「あのブスとふれあった経験は小説家としての糧になる」って言いながらブスに近づいていったのなら納得できるし、むしろ主人公の小説家になる意地みたいなのが感じられてしっかりと本筋に絡んでいけたのだと思う。
ただ実際はそんなことはなく、主人公がなんでもかんでも感情でホイホイと動いて無償の愛を振りまきたがる軽薄な人間のように見えて、少しマイナスに感じました。

ブスの話自体はよかったです。
あとルイちゃんがすごくかわいかったです。
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