カスタマーレビュー

ベスト500レビュアー
2021年3月3日に日本でレビュー済み
魔王を倒した際の呪いで人としての日常生活が送れなくなったシオン。その生活の一端を垣間見せるのが、
この第2巻のメインテーマだと思います。

第1巻ではエロ攻撃を仕掛けてくるメイド達とのイチャイチャ模様が語られましたが、この第2巻では
今迄は漠然と説明文で語られてきた、周囲の生命力を奪ってしまう「エナジードレイン」が発動した際の
人々の恐怖と悪意の反応。また今迄人類の為に戦ってきた自分に対して、手のひらを返した国に対しての
失意。それらの感情や状況に対して、シオンの本音が発露されます。

しかも、聖剣メルトールを回収しにシオンの下を訪れた「(偽)勇者」レビウスも、嫉妬と屈辱の本音と
シオンを救ってやりたいと言う屈折した想いを綯い交ぜにしての戦いを得て、改めてメイド達との生活が
自らの救いであり喜望で、メイド達も同様の想いだった事を認識するシオン。

個人的にはこの第2巻では絶望だけでなく、救いも同時にある事を感じさせる物語になってたと感じます。
特にまだあどけない12歳の少年らしさと、そうと感じさせない大人びた対応の中に潜む悲しみが良く伝わる
描写でした。助けた女の子がお礼をしに来てくれたのも好感が持てる展開でした。
その分エロ成分が抑えめでしたが、1巻が多過ぎた気がします。次巻も楽しみです。
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5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
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