カスタマーレビュー

2016年3月1日に日本でレビュー済み
最後の3話だけ雑誌で読んだのだが、奇妙な終わり方だと感じた。多分原作が無理やり恐怖は続く、という終わり方をしたのだと思うが、やっぱり初期プロットに相当無理があったのだとおもう。そもそもああいう閉鎖空間の中で、どんなに表面的に慕われてるように見えても、殺人事件が起これば子供たちが最初に疑うのは大人なんだよね。で、何人かがそう思ったらそういう警戒って連鎖するものなんですよ。

完璧な殺人(笑)

しかも、文章だとあまり具体的なイメージが浮かんでこないからよかったのだとおもうのですが、はっきり言って無駄に視覚的に訴えてきますよね。実写と比べても生々しい演出のオンパレードで、殺人描写マニアの人たちには最高の作品だとおもうのですが、そうでない僕にはただただ不愉快でした。

あと、残念ながらこの人が描いたような絵に影響されて、よりむごたらしい死を子供たちがそこに演出して殺そうとしている傾向は近年あるとおもいます。殺人動機はやたら稚拙なのに殺し方が凝っているのは、絵を見て真似ている可能性はやっぱり高いんですよねえ。

画力はあるのだから、もっと世の中が明るくなるような作品を描いて欲しいですね。落語とか聞きまくることをおすすめするのです。

絵がうまいぶん、余計残念な作家さんだな、とおもいます。稼げてるんでしょうけどね。こういう人殺しをカッコ良いようにみせる作品、確実に一部に売れるもの。

作品自体は☆3なのですが、社会に対して与えている影響を考えると、☆1ですね。

この作品は死を誘発はしないだろうが、死の演出をよりえげつなくする願望は間違いなく駆り立てる作品です。人殺しでない人にはなんの悪影響もないでしょうが、人殺しが読んだら確実に刑期が増えるでしょうね。

本当に、画力の無駄遣い。
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5つ星のうち3.9
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