カスタマーレビュー

2021年5月10日に日本でレビュー済み
原作は未読です。母の方がヒロインって珍しいと思って読んでみました。

掴みはいいと思います。まずはタイトル名、次に表紙に描かれている主婦と思われる人物。これだけで本作について色々想像させられる(興味を唆られる)には十分。

作品の9割ぐらいがヒロイン:綾子(3X歳)の視点、残り1割ぐらいが娘の幼馴染:巧(20歳)の視点。就職して直ぐに姉の娘を引き取り、育児で20代をすっ飛ばした綾子さんの初々しい感じが微笑ましく、巧さんの”好きな女性にいつまでも子ども扱いされる”という苦悩も分からないものではなく、納得感がありました。

サブキャラも結構濃い。綾子さんの娘(15歳)である美羽さんはぶっきらぼうながらも義母を心配している様子。(何気なく舐めたキャンディを義母の口の中に突っ込むなw)綾子さんの仕事の上司は”バツ3”の女性(浮気で慰謝料で給料の殆どが飛んでいく)。巧さんの親友は女性っぽく見えるけど”聡也”という名前から男性、となかなか個性が豊かなキャラクターが登場しています。

綾子さんは巧さんから告白を受けて年齢差や相手宅の長男など”一般常識的な考え”から相手に幻滅されようと試みていますが、その対応は相手に対して不誠実。告白の回答は最終的に”はい”か”いいえ”の二択であり、そこの結論を出すことから逃げているだけだと思います。(娘の美羽さんも指摘していますけど。。)

またお風呂関係の描写が結構多いと思いますが、少し早めに娘の家庭教師へとやって来た巧くんを綾子さんが風呂上がりのタオル1枚の姿で出迎えるのはちょっとどうかと思います。見た感じ住まいは住宅街っぽいですし、他の人に見られる可能性もあるワケで…。(声が届くのだから少し待っててもらえば良かったのでは?)

総評ですが、悪くない作品だと思います。私が知らないだけかもしれませんが、”母と娘の幼馴染という年齢差に悩む”って他作であまり見ないものですし、失礼ながらも綾子さんの迷走具合を気に入っています。ただ、結論が出るのは小説版では第4巻とだいぶ先のようなのでサクサクした展開を好まれる方は少し様子見しても良いかもしれません。「マンガPark」というWEBサイトで1話分試し読みができるので購入を迷われている方は先にコチラをチェックしてみることを勧めます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
120 件のグローバル評価