カスタマーレビュー

2019年8月23日に日本でレビュー済み
ほんとに首がもげるくらい待った5巻だった、配達されるまで何度もポストを覗きにいくくらいに。
なのに、また次巻を首がもげるくらい待つんだと深いため息をつく、引きの強いラストシーン。

コレ以降、ややネタバレあり。

4巻まで読了されている方には鈴木の思いが固まりそうで固まらないじれったさにこの作品の魅力を感じていらしたと思うが、その意味で言えば、本当に本当に待望の、鈴木の告白が描かれている。

文字だけで言ってしまうと、両想いであることが確認された、通常のBLであれば幸福の頂点になるであろうシーンなのだが。

だがしかし、鈴木が自分の思いを認めるということは本気の本気がゆえにこのジャンルド真ん中の問題が露わになってくるのだ。

愛しているがゆえにどうにもならない。
両者ともに男の本能が真ん中にあるプライドで生きているからだ。
生粋の攻と攻、胸をかきむしるような「人間同士」の愛の頂点というか。
相手の全てが本当に好きで手に入れたいがゆえに、選択されるものが苦しい。
他のBL作品だったらココで「えー俺がこっちー?」くらいのノリでどうにかなってしまうものだし、私もソレが好きだ普通に。

しかし、ダンスに命を懸け、舞踏の神に魂を売った2人にとって、これは死活問題であると。
互いに本気過ぎてどうにもならない切なさがむせ返る5巻ラストシーン。
そう、恋愛の極みみたいなものに触れることになる本作品である。

前半は世界に向けて本気を出した鈴木のガチダンスターンだが、だからこそラストのスゴさが余計に引き立つ。

ここまで真実を露わにしてしまうと次巻でササっと元のさやにってことは難しいんじゃないのかと疑ってしまうがそこは井上先生なんで萌えなしということは絶対にないはず、と信じてまた長い1年を待とうかと。
つらい!!!!

とはいえ、ものすごく萌える。
未読の方はぜひ1巻から手にしていただきたい、魂を揺さぶる数少ないBL、コレ以上の作品を挙げる方が難しい。
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
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