カスタマーレビュー

2019年7月13日に日本でレビュー済み
本巻では、まだクイーン戦は始まらない。
現地入りから、前夜祭と続き、いよいよ札を前に開戦、という段で終わる。
まだ引っ張るのか、と言うなかれ。
ドタバタあり、しんみりあり、トキメキありで、
祭の前の心地よい高揚感を、間延び感なしに味わえる。
千早と千歳(姉)のまさかの大ヒット映画パロディーに笑い、
そこから大見得を切る千歳のカッコよさに震える。
前巻までのくだらない喧嘩と千歳の複雑な心境を思い出すと泣けてくる。
近江神宮に千早が立つ光景は、それだけでこれまでの成長を思い出させるし、
千早の母をはじめ、決戦を取り巻く大人たちの群像とその感慨も味わい深い。
千早に対する新の下心が駄々洩れになってるのも微笑ましい。

そして、前巻までに顕著になっていた、詩暢の「人間化」。
本巻では明らかに千早を意識するようになっているが、
それはかるた普及の同志としての意味合いが強い様子。
千早は実力でも無敵の女王が人間であること証明できるのか、
宣言通り詩暢の強さを引き出したうえで勝つことができるのか、
いよいよ始まるクイーン戦が楽しみでならない。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
179 件のグローバル評価