カスタマーレビュー

2018年12月22日に日本でレビュー済み
☆1ですみません。話全体としては☆5でも足りないのですが、最終話は。。アニメ化を機に20年ぶりに再読して、最終回には否定派に変わりました。理由は吉田秋生さんがアッシュを生かさなかった理由が「殺人者だから」としているように(公式ガイドブックREBIRTH内座談会より)、死ぬということにはどうしても救いが、私には感じられませんでした。これまでの描かれ方では確かに殺人者ではありますが、それはあくまでやむにやまれず、彼自身は深く傷ついていることが非常に繊細に描かれていました。魂を削りながらつらく苦しい戦いをクリアした後に結局「あんた殺人者だからねー」という理由で殺すとは。。もちろん最期の描かれ方としてはもっともっと情緒的に美しく描かれていますが、アッシュがかわいそうです。。それならもっと基本アッシュは下種な理由で犯罪を重ねる悪党で、ただ意外にピュアで同情すべきところもある、みたいな描き方をしてほしかったです。結末はあれはあれで幸せだったなんて言っちゃったら、生きることを否定したら元も子もないと感じます。
 たしかにストーリーとしては衝撃的であの最期だから長く語り継がれる作品になったのかもれません。日本に来たって平和な日常を送る中でだんだん英二とぎくしゃくして帰米。。なんてことになるのが現実、だと思いますが、それでも生きることには価値があると思うし、アッシュも生き残りたいという健全な欲求を持った青年だったと思うのです。アッシュが刺された後、病院に行かず図書館で息絶えたのは、やっぱり俺は生きてちゃダメなんだ、と早々に悟ったからとも思え、英二が彼の魂を救い切れていなかったと感じて無念でありません。
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商品の詳細

5つ星のうち4.8
星5つ中の4.8
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