カスタマーレビュー

ベスト1000レビュアー
2017年3月25日に日本でレビュー済み
シリーズの六作目は,生徒会長選挙という,学園ものならではのイベントを中心に据え,
そこにひき逃げ事件を絡めた流れとなり,その謎解きが尻すぼみだったのは否めませんが,
荒唐無稽や強引な展開は抑えめで,ますます調子(?)に乗る主人公も楽しませてくれます.

また,
前巻 で意味深に匂わされた人物の登場は,場面自体はわずかとなっていますが,
自分たちと同じ夢を見ていたはずが,それらを過去とし,今と未来だけを見ている姿に,
どこか『
結物語 』でも感じた,過ぎていく時間と大人になることへの寂しさを漂わせます.

そして,ラストでは主人公もそれを意識,訪れるであろうその時を意識はしながらも,
いつか『美しい思い出』として語れるよう,未来のために今をという思いが印象的です.

何よりの見せ場は仲間による応援演説で,彼女は彼らが,彼らは彼女が支え,補う.
一時は『呪いの言葉』で弱気になった美少年たちが,彼女に気付かされた大事なこと,
彼女の全てを応援したいという,彼らの,チームの熱のこもった言葉がただただ素敵で,
それを受け,自他ともに認めるクズな彼女の,星屑を目指す誓いが何とも新鮮に映ります.

その一方,シリーズ開始時に騒がしかった謎の組織は,何度か名前が出てくるだけで,
まるで覚え書きのような扱いが続く状態は,いい加減にどうにかしてほしいところです.
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
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32 件のグローバル評価
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