カスタマーレビュー

2012年4月5日に日本でレビュー済み
お隣同士で育った来栖こと「クルちゃん」と「睦」。
幼稚園の時から睦はクルちゃんが大好き。クルちゃんも睦が大好き。
でも、二人の成長の速度は同じじゃない。

睦が時々「現実」に遭遇し傷つけられてくる。・・でも、睦にはその「傷」つけられている自覚がない。
そのたびに、クルちゃんは睦の分以上に傷ついている。
守りたい。 でも、好きだから傍にいられなくなる。

・・・・・非常にデリケートな内容を土台としています。
睦を傷つける人は少なくないし、ほんの少しのエピソードにも、読み手側が辛くなる。
でも、それは現実に・・「自分もしてしまっているんじゃないだろうか」
「そういう気持ちが自分の中にあるかもしれない」・・それを見つめる事の怖さかもしれない。
(あくまで個人的に・・です)

作中には、睦を傷つける側の人も出てきますが、
それを上回るぐらいあたたかな人達も出てきます・・ここで読み手側は救われる。

人として心が痛くなって、人として心が暖かくなって。
目を背けがちな部分を見つめるきっかけにもなる。

イノセンス-幼馴染-。

睦の純粋さ。クルちゃんの葛藤・想い・優しさ。
時々出てくる睦の友人達のあたたかさ。二人の母親の気持ち。

読み終わった時に「良かったね・・」ってつぶやいて。
本を胸にギュ・・って抱きしめたくなる。

私にとっては、そんな風に思えた貴重な一冊です。
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商品の詳細

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