カスタマーレビュー

2019年5月11日に日本でレビュー済み
原作は寄生獣の岩明先生なのに、自ら作画をなさらず室井先生がお描きになっているこの物語。最初はその点がむしろ気になって惹かれて読みはじめましたが、そのような形になった経緯はともかく、この作品の作画は室井先生の絵で正解だったと思います。

なにより主人公のレイリの目が、漫画とは思えぬほど生き生きとしていて、素晴らしい台詞回しと相まって、目を離したくなくなるほどの魅力を放っています。

ストーリーも、それほど長い話ではありませんがよく練られ、史実とフィクションをうまく織り交ぜてあり、本当にこのようなことが歴史の一幕にあったのではないかという気にさえさせてくれます。

終盤は悲しい場面が多いですが、なにより主人公のレイリが悲しみに暮れてはいないので読者としても救われます。

完結してしまうのがこんなに惜しい、もっと読んでいたかったと思える作品は、最近では珍しかったです。
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5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
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