カスタマーレビュー

ベスト500レビュアー
2016年3月9日に日本でレビュー済み
拙者個人では、戦国最強と言われた武将には
やはり生粋の日本男児であって欲しいという願望も有るのでござるが
さりとて、女性説に対して特段の不快感を覚える訳でも無く
本作のような解釈も、これはこれで面白いと思うてござる。

本作を手にしたのを切っ掛けに
謙信公が男(おのこ)であったか女子(おなご)であったかの議論を読み申した。
どちらの意見にもなかなかの説得力が有り、
それ故に、却って相手をねじ伏せるだけの決定打に欠けるという印象でござった。

そんな、どっち付かずの想いのまま本作を読み終えた拙者でござるが、
あとがき漫画で軽く衝撃を受け申した。
ネタバレになりましょうから仔細は記しませぬが、
林泉寺に所蔵されている、唯一、謙信公の生前に描かれたという肖像画を
作者が初めて見た時に漏らした言葉は拙者にとって、
他の小難しい議論のどれよりも説得力を持っていたのでござる。

今後、よほどの第一級資料でも出て来ぬ限り
男か女かの議論に決着は付かぬとは思いまするが
本作が女性説を採用したことで、独自の面白さを持ったことは間違いのないところ。
映画化、もしくはテレビドラマ化も近いのではなかろうか。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
91 件のグローバル評価