内容紹介
【概要】
ライブハウスで長年ソロ弾き語りの活動を続けてきたyukoによる、バンド編成を交えた自身初となるワンマンライブ。その前後編、全2時間に及ぶライブ・レコーディングから厳選した珠玉の10曲を収録。
ピアノ弾き語りからキャリアを開始、長年に亘り独力独演のスタイルを続けてきたyuko。やがて種々のバンドでサポートドラマーを務めるNob(unitvak, htnk)のアプローチを受けドラムを加え、ピアノ×ドラムのステージを展開。続いてライブ活動の中で知り合った坂本尚史(multiple, Craft Notes)をバイオリンに迎え、念願であったストリングスとの共演をスタート。さらに共同プロデュース、プログラミング、ベースにjiji(sotonoki, ZaiSeNu)を迎え、ピアノ×ベース×ドラム×バイオリンのバンドスタイルへ突入。 カラフルで叙情的、パワフルでスリリングなyukomusicがついにバンドスタイルでのワンマンライブを開催する。 この夜、高円寺Mission'sがカラフル・ヘヴィネスのるつぼと化す!
【内容紹介】
重厚な前奏、複雑な構成を持つハイパー・ファンタジックなヘヴィ・グルーヴのM1、疾走感と幽玄さが交互するM2、Dr&Baのグルーヴィなイントロ、ジャジーで疾走感のあるサビが心地よく展開するM3、地響きを起こすピアノの低音に絡む狂気のヴァイオリンM4、序破急そろってyuko節の炸裂する大曲M5、中間色でやさしいバラード調の名曲M6、コーラスワークの冴える格調高いM7、迫り来る闇の不安と昂揚をストリングスで表現するM8、切り裂くように闇の到来を知らせるM9、古城での秘密の舞踏会を思わせるワルツにして「究極のラブソング」M10。
yukoのこれまでを集大成したと言える内容は、リスナーがひとつの大きな物語の中にいる事を感じさせてくれる。
v/p:yuko, cho:Nonno, vn:mocchi, dr:Nob, b:jiji
アーティストについて
yuko (yukomusic)
8分の6拍子をこよなく愛し、美しく奇妙な音楽を奏でるシンガーソングライター。 映画音楽のようにダイナミックでどこかエキゾチックな楽曲、88鍵をフルに使う演奏スタイル、そしてその美しい歌声から「セイレーンの声を持つ歌姫」と評される。
"yukoの音楽はとにかく「深い」。それは彼女の場合、一般的に音楽の三要素と言われている旋律(メロディ)、 和音(ハーモニー)、拍子(リズム)の全てに言える。yuko自身の内面から泉のように湧き出るメロディは、従来のポップスが持っている「楽しさ」「力強さ」に加え、「拡張された美しさ」を獲得したことでリスナーの心をつかむ。ワンコードから驚くべき展開へと緻密に演出され、時に壮大なイメージを感じさせるハーモニーはフルオーケストラの演奏を思わせる。そして小気味よい変拍子から心臓の鼓動を彷彿とさせる四拍子へとジェットコースターの様に変化していくビート。 ポップス、ロックが映画音楽と出会うことで生まれた「シアトリカル・ミュージック」とでも言うべきyukoの芸術は多くの音楽ファンをとりこにする。「深い」が故に、「飽きない」のである。" (ヴァイオリニスト:坂本尚史)