初期段階の構想から磨きぬかれたインタフェースをつくり出す方法を、端的で明解な原則と豊富な例で解説。Facebook、USA Today、Twitterrificといった秀逸なUIをもつiPhoneアプリの開発舞台裏を知り、思わずタップしたくなるアプリを作成するためにデザイン、心理、文化、人間工学、ユーザビリティをどのように組み合わせればよいのか知ることができる。日本語版では巻末付録として深津貴之氏による「fladdict流のUIデザイン」を収録した。
Josh Clark(ジョシュ・クラーク):デザイナー兼ソフトウェア開発者兼ライターで、創意あふれる人たちが自分のアイデアを世界の人々と分かち合おうとする際に手助けをするのが主な仕事。講演を行い、コンサルタントとして数多くの企業が「タップする価値のある」iPhoneアプリ(tapworthy iPhone apps)や効果的なウェブサイトを作る支援をしてきた。自らもそのようなデザインを持つソフトウェアBig Medium(一般の人にも簡単にウェブサイトが管理できるソフトウェア)などを制作している。
自身のウェブページhttp://www.globalmoxie.com/でiPhoneアプリのデザインに関するニュースやアドバイス、コードを提供している。ツイッターでのフォローはhttp://www.twitter.com/globalmoxie。著書に『Best iPhone Apps』や『iWork '09: The Missing Manual』(いずれもO'Reilly Media)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クラーク,ジョシュ
デザイナー兼ソフトウェア開発者兼ライター。講演や、コンサルタントとして数多くの企業が「タップする価値のある」iPhoneアプリ(tapworthy iPhone apps)や効果的なウェブサイトを作る支援をしてきた。それ以前、PBS(公共放送サービス)系列のWGBH(ボストン公共放送局)でさまざまな番組を制作。1996年には「Couch‐to‐5K(C25K)」というジョギング入門番組を創案した
深津/貴之
株式会社Art&Mobile代表取締役。デザイナー、デベロッパー、コンサルタントとして活動中。2009年4月にデザインスタジオthe Itd.を辞めて独立。代表的なiPhoneアプリは「TiltShiftGenerator」「SuperPopCam」。クライアントワークでは、MUJI CalendarやPhonebook等のプロジェクトに参加している
武舎/広幸
国際基督教大学、山梨大学大学院を経て、東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。マーリンアームズ株式会社代表取締役。自動翻訳システムなどの言語処理関連ソフトウェアの開発、コンピュータ関連の翻訳および著作、オンライン翻訳講座の運営などを手掛ける。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「末踏ソフトウェア創造事業」に2年連続して選ばれるなど、プログラマーとしても活躍中
武舎/るみ
1980年学習院大文学部英米文学科卒。マーリンアームズ株式会社取締役。心理学およびコンピュータ関連のノンフィクションや技術書などの翻訳、オンライン翻訳講座の運営などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)