読了。
冒頭でプログラミング言語の技術について、【複数言語の比較】と【歴史】の縦横の視点から把握するコンセプトを掲げ、それを見事に実現していると思う。
メモリ、型、文字コード、構文木、オーダー等々。
情報技術の学習経験が無い人間にとっては、むやみに独学しようにも、Wikipediaを長時間かけて読んでも理解が難しい(読む前の自分)ような概念が、非常に分かりやすく説明されている。
そしてそういう重要な概念が、少ない文字数で簡潔にたくさん解説されているので、効率が非常に良い。
たとえば変数のメモリ上での扱いやら浮動小数点型やら、プログラミング初学者向けの本やチュートリアルでは腑に落ちていなかったことが、一番分かりやすく書いてあった。
ほとんどGOTO文で書けることを、楽に書くために色々な制御構文がある、というような概念は、どの初心者本にも書いていなかった。
そういう認識を持って各言語を勉強すると、初心者でも理解の効率が全然違ってきそうで、そういう意味で読んで良かった。
今後も、数々の概念を柔軟に使いこなせるようになるまで、数か月か数年かおきに何度か読み返すと思う。
すでに情報技術の基礎を習得している人にとっては、無用かもしれない。
ただ、ここまで初心者がストレスなく理解できるように解説できる人はそうそういないと思うので、その辺は熟練者にも参考になるかも?
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コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus) Tankobon Softcover – April 24, 2013
by
西尾 泰和
(著)
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西尾 泰和
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Print length264 pages
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Publisher技術評論社
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Publication dateApril 24, 2013
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ISBN-10477415654X
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ISBN-13978-4774156545
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Product description
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ言語設計者はこの文法を作ったのか。言語に共通の知識を身に付ける。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西尾/泰和
24歳で博士(理学)を取得。2007年よりサイボウズ・ラボにて研究に従事。「セキュリティ&プログラミングキャンプ2011」にてプログラミング言語クラスのクラス長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
24歳で博士(理学)を取得。2007年よりサイボウズ・ラボにて研究に従事。「セキュリティ&プログラミングキャンプ2011」にてプログラミング言語クラスのクラス長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Product Details
- Publisher : 技術評論社 (April 24, 2013)
- Publication date : April 24, 2013
- Tankobon Softcover : 264 pages
- ISBN-10 : 477415654X
- ISBN-13 : 978-4774156545
- Amazon Bestseller: #69,604 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
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Reviewed in Japan on February 10, 2019
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Reviewed in Japan on October 22, 2018
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各言語の構文の特性、誕生した背景などを読むことができました。実践活用とは別に雑学的な内容として読むのがいいと思いました。
振り返ると、オブジェクト指向の特性が20年以上も前に定義され、使い続けられている点は感心しました。
振り返ると、オブジェクト指向の特性が20年以上も前に定義され、使い続けられている点は感心しました。
Reviewed in Japan on July 1, 2013
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半世紀以上に渡るプログラミング言語の歴史を、進化論みたいな語り口で努めて平易な言葉で説いてくれています。
C言語で四半世紀以上を食いつないできた私のような人間には、その後でメジャーになったクラスやオブジェクトや
動的型付け等が、正直なかなか馴染めないのですが、この本のおかげでそんなアレルギーも少しは解消できました。
本書はプログラミング初学者が読むには、ちょっと内容的に辛い本だと思います。
何かひとつでも習熟した言語があれば、それを理解や比較対象の軸として、興味深く読み進められます。
直接本書の趣旨とは関係のないコラムが、特に私にとっては秀逸でした。
「膨大な情報に心が折れそうになったときにどうするか」について、短文ではありますが、処方箋が書かれています。
このコラムを読むだけでも、(少なくとも私にとっては)この本の値段の価値はありました。
プログラマには教養書としてオススメです。
C言語で四半世紀以上を食いつないできた私のような人間には、その後でメジャーになったクラスやオブジェクトや
動的型付け等が、正直なかなか馴染めないのですが、この本のおかげでそんなアレルギーも少しは解消できました。
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何かひとつでも習熟した言語があれば、それを理解や比較対象の軸として、興味深く読み進められます。
直接本書の趣旨とは関係のないコラムが、特に私にとっては秀逸でした。
「膨大な情報に心が折れそうになったときにどうするか」について、短文ではありますが、処方箋が書かれています。
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プログラマには教養書としてオススメです。
Reviewed in Japan on November 18, 2013
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ハードウェア・アーキテクチャやコンパイラ構成法に興味が持てると思います。
プログラマでない人はこれを読んだ後でより専門的な本に進むとよさそうです。
プログラマでない人はこれを読んだ後でより専門的な本に進むとよさそうです。
Reviewed in Japan on March 23, 2017
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プログラミングの勉強をする中で、ふと「プログラミングのこの文法がなぜ誕生したのかわかれば、その存在意義がわかり、使いこなせるようになる気がする」という思いが湧き、それに応えてくれる本を探したところ本書を見つけました。私は大学院で社会学系統のことを学んでおり、そのときに特定の理論や考え方が生まれた背景や歴史、発想の根幹にあることをつかみ、応用していくことの大切さを経験的に感じていました。それはどんな分野にも通ずると考え、プログラミングの勉強にも同じことが言えるのではと思い至りました。著者のホームページで本書を執筆した動機を説明したパワーポイントを読むことができましたが、まさに私自身が別の分野で感じていたことが書かれており、購入を決めました。
読んでみると、私の限られたプログラミング経験ではスッキリ理解できないところもありましたが、とても面白く読むことができました。例えば、goto文でまかなえるところをif文・while文・for文なのを導入するのはコードを読みやすくするためだということがわかり、それらを適切に使わないことは罪深いことだと感じられてきました。この罪深さの感覚はプログラミングするうえで役に立つものだと感じます。他のところでも同様の効果があったように思います。
現在では当たり前になっていることも、初めて生み出された時は開発者もユーザーも感動があったはずで、そのことに想いを馳せることで、その事柄を深く理解し使いこなせるようになると思います。そういう意味で、とても良い本でした。
欠点を上がるとすれば、例えば私はJAVAしかわからないので、JAVAに存在しない事柄や、他のプログラミング言語が出てくると、読むのが苦痛になり、読み飛ばしてしまったところです。しかしこれは仕方ないことかなと思いました。
あとは好みの問題かもしれませんが、「これが生まれたことで、こんな楽になった!!」「これは開発者のこんな想いが込められている!!」みたいな熱量というか、当時の臨場感というか、そういうのをもう少し押し出した方が読んでいて面白かったのではないかと思いました。
読んでみると、私の限られたプログラミング経験ではスッキリ理解できないところもありましたが、とても面白く読むことができました。例えば、goto文でまかなえるところをif文・while文・for文なのを導入するのはコードを読みやすくするためだということがわかり、それらを適切に使わないことは罪深いことだと感じられてきました。この罪深さの感覚はプログラミングするうえで役に立つものだと感じます。他のところでも同様の効果があったように思います。
現在では当たり前になっていることも、初めて生み出された時は開発者もユーザーも感動があったはずで、そのことに想いを馳せることで、その事柄を深く理解し使いこなせるようになると思います。そういう意味で、とても良い本でした。
欠点を上がるとすれば、例えば私はJAVAしかわからないので、JAVAに存在しない事柄や、他のプログラミング言語が出てくると、読むのが苦痛になり、読み飛ばしてしまったところです。しかしこれは仕方ないことかなと思いました。
あとは好みの問題かもしれませんが、「これが生まれたことで、こんな楽になった!!」「これは開発者のこんな想いが込められている!!」みたいな熱量というか、当時の臨場感というか、そういうのをもう少し押し出した方が読んでいて面白かったのではないかと思いました。
Reviewed in Japan on May 23, 2013
Verified Purchase
プログラミングの初心者に向けて、プログラミングの概念について説明した本です。
この本を読んで退屈だと感じる方は、本書で説明されている概念について深い理解をお持ちの方だと思います。
前半の方は私自身少し退屈に感じました…
しかし、本書の特長は「異なったパラダイムの複数の言語を例に出し、プログラミングの概念に対する多角的な理解を与えてくれる」ところにあると思います。
C++やJavaなどの静的型付けのオブジェクト指向言語しか扱ってこなかった私にとって、8章で出てきた動的型付け言語にまつわる型の考え方や、11章でクラスを持たないPerlやJavaScriptによるオブジェクト指向の実践などはとても興味深かったです。
この本を読んで退屈だと感じる方は、本書で説明されている概念について深い理解をお持ちの方だと思います。
前半の方は私自身少し退屈に感じました…
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C++やJavaなどの静的型付けのオブジェクト指向言語しか扱ってこなかった私にとって、8章で出てきた動的型付け言語にまつわる型の考え方や、11章でクラスを持たないPerlやJavaScriptによるオブジェクト指向の実践などはとても興味深かったです。
Reviewed in Japan on May 25, 2013
Verified Purchase
現在主流のプログラミング言語を使う上で、当たり前とみなされている各種の機能や概念を丹念に掘り下げ、歴史的経緯まで踏まえて基礎から説明している本です。平易で無駄のない文書はとても読みやすいですし、補足の注釈も含めて過不足なく、最高のバランスで成り立っています。特筆すべきは「第8章 型」で、ここまでわかりやすい説明を他に知りません。計算機科学の専門教育を受けていないプログラミング中級者が、基礎を勉強しなおすのにおすすめです。
Reviewed in Japan on May 9, 2020
本書は、プログラミング言語が持つ各種概念について、それらが「なぜ」存在するのかを解説する。
本書はプログラミング言語が持つ各種概念、例えば関数や例外処理、コンテナ等について、以下の2つの観点を中心として解説している。
①複数の言語の比較 : 例えば各言語の文法を考えた時に、FORTHやLISPではルールを少なくしてシンプル化することを図ったが、FORTRANは決め打ちルールを大量に導入してとっつきやすい書き方をできるようにした、等。
②歴史上の成立過程 : 例えばコードの継承を考えた時に、最初は実装の再利用性の観点から多重継承が採用されていたが、呼び出し時の衝突などの問題が発生したことから、多重継承を禁止にする流れが出てくるようになった、等。
ちょうど新たなプログラミング言語の学習を開始するところだったため、興味が湧いて読んでみた。
著者が強調しているように、どのようにコーディングするべきかといった特定のハウツーではなく、背景から解説するため、比較的読み物として入りやすい。
一方で、実務寄りの知識とは言いづらく、また言語の知識が乏しい状態で通り一遍読んだくらいだと深い理解は難しいと感じた。
本書はプログラミング言語が持つ各種概念、例えば関数や例外処理、コンテナ等について、以下の2つの観点を中心として解説している。
①複数の言語の比較 : 例えば各言語の文法を考えた時に、FORTHやLISPではルールを少なくしてシンプル化することを図ったが、FORTRANは決め打ちルールを大量に導入してとっつきやすい書き方をできるようにした、等。
②歴史上の成立過程 : 例えばコードの継承を考えた時に、最初は実装の再利用性の観点から多重継承が採用されていたが、呼び出し時の衝突などの問題が発生したことから、多重継承を禁止にする流れが出てくるようになった、等。
ちょうど新たなプログラミング言語の学習を開始するところだったため、興味が湧いて読んでみた。
著者が強調しているように、どのようにコーディングするべきかといった特定のハウツーではなく、背景から解説するため、比較的読み物として入りやすい。
一方で、実務寄りの知識とは言いづらく、また言語の知識が乏しい状態で通り一遍読んだくらいだと深い理解は難しいと感じた。
