「ヘンゼルとグレーテル」といい「ラプンツェル」といい、酷い親が出てくる。
「ヘンゼルとグレーテル」の母親は、働いても幸せになれない社会がおかしいとしても、食い扶ちを減らすために子供たちを森に置き去りにしようとし、「ラプンツェル」の母親は隣の家の野菜を食べたいがために子供を売る。とにかく毒親と呼ばれるような親が出てくる話が多く、子供たちにとって親が子供の運命を決める悪魔のような存在として描かれている。
そういう意味では昔も現代も社会の問題は変わっていなくて、だから童話が今も読み継がれているのだとわかる。
そのうえ時たま出てくる神も子供たちに厳しく、善を行えば神様から最後は祝福されるとはいえ、不幸な子供たちは簡単には救われない。
だから王様や王子様の存在が際立ってしまう。王子さまは目が見えなくなったりカエルにされたり試練や苦難に見舞われるが、不幸な少女や子供たちを一番に救う存在として描かれている。
これをどう読むか、神様も素晴らしいが王様や王子様も苦難に耐えて人々を救ってくれる尊い存在と読むか、女性が魔女として現れることが多く、女性を悪魔に惑わされやすい存在と描いていると読むか。
どちらにしろ、社会に対する問題意識は今と変わらないと感じた。
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グリム童話集 1(完訳) (岩波文庫) 文庫 – 1979/7/18
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完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫) [文庫] W. グリム (著), J. グリム (著), 金田 鬼一 (翻訳)
- ISBN-104003241312
- ISBN-13978-4003241318
- 版改
- 出版社岩波書店
- 発売日1979/7/18
- 言語日本語
- 本の長さ386ページ
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2022年6月27日に日本でレビュー済み
先日近所の本屋で「グリム童話集」(精選版)を発見し、購入。読んでたら「童話読みたい欲」に火がついて、こちら(岩波文庫)を五巻セットで購入。
いちおう一巻読み終えましたが……なんていうか、すごい。原書では「児童および家庭おとぎ話」となってるらしいですが、「ええっ? これ子供に読ませる??」レベルのえげつな~い描写がてんこ盛り。ただ筆致がドライなせいか、読んでて逆に「ええっなんじゃそら!」と逆に吹き出してしまうことも多々。
某アンデルセン(←隠してないがな)は語り口がウェットに感じて、残酷な展開にはどうもなじめないのですが、こちらは全然そんなことはなかったです(※個人の感想です)
難を言えば「字が極小」! しかしその分多めに話が詰まってて、読みごたえは◎!!
いちおう一巻読み終えましたが……なんていうか、すごい。原書では「児童および家庭おとぎ話」となってるらしいですが、「ええっ? これ子供に読ませる??」レベルのえげつな~い描写がてんこ盛り。ただ筆致がドライなせいか、読んでて逆に「ええっなんじゃそら!」と逆に吹き出してしまうことも多々。
某アンデルセン(←隠してないがな)は語り口がウェットに感じて、残酷な展開にはどうもなじめないのですが、こちらは全然そんなことはなかったです(※個人の感想です)
難を言えば「字が極小」! しかしその分多めに話が詰まってて、読みごたえは◎!!
2017年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありがちなのが 湿気気味
天日干しを 2週間 試しているので
そろそろ 湿気気味も 解消すると思います
天日干しを 2週間 試しているので
そろそろ 湿気気味も 解消すると思います
2013年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こちらの完訳グリム童話集ですが、他の方がおっしゃるように言葉遣いが古いです。
ただ古いだけならよいのですが、従者が王子を【殿】と呼んでいたり、【〜ござらん】【御本尊】【おっと、承知之助】といったように昔の日本っぽい時代劇につかわれてそうな言葉遣いです。
それがこの中世〜近世初期のヨーロッパの時代背景と合わず凄く違和感があります。物語に入り込んでいたのにいきなり現実に引き戻される感じです。
元々文体は古風な方が好みなのでその点以外は気になりませんでした。
訳は7版のもので各話の後に当時の時代背景や物語の詳しい解説が入っています。
5巻全て挿絵は一切ありません。
他社のものより話数がとても多いのでその分、文字は小さめでした。(一般的な文庫本より一回り小さめです)
話数の多さや詳しい解説が気に入っていただけに時代劇風の言葉遣いが残念だったので評価は3。
それが気にならない方にはおすすめです。
ただ古いだけならよいのですが、従者が王子を【殿】と呼んでいたり、【〜ござらん】【御本尊】【おっと、承知之助】といったように昔の日本っぽい時代劇につかわれてそうな言葉遣いです。
それがこの中世〜近世初期のヨーロッパの時代背景と合わず凄く違和感があります。物語に入り込んでいたのにいきなり現実に引き戻される感じです。
元々文体は古風な方が好みなのでその点以外は気になりませんでした。
訳は7版のもので各話の後に当時の時代背景や物語の詳しい解説が入っています。
5巻全て挿絵は一切ありません。
他社のものより話数がとても多いのでその分、文字は小さめでした。(一般的な文庫本より一回り小さめです)
話数の多さや詳しい解説が気に入っていただけに時代劇風の言葉遣いが残念だったので評価は3。
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2011年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵本ではないグリム童話を探して、この本を手に取りました。
原本になるべく近づけて翻訳されていることと、少々古い本なせいなのか、難しい単語や言い回しが多く、私には少し難しい本でした。
子供にわかりやすく作られた本とは違うので、ラストがわかりずらかったり不可解な終わり方をする話もありました。
絵本などで見知ったお話とは内容が違ってハッピーエンドにならないお話もあり、その違いが面白かったので、二巻目も買ってみようと思います。
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子供にわかりやすく作られた本とは違うので、ラストがわかりずらかったり不可解な終わり方をする話もありました。
絵本などで見知ったお話とは内容が違ってハッピーエンドにならないお話もあり、その違いが面白かったので、二巻目も買ってみようと思います。









