人類資金
『人類資金』映画化公開記念
始まりは2005年。映画『亡国のイージス』で、原作者・福井晴敏と監督・阪本順治の二つの才能が出会ったことに端を発する。阪本順治は、長年温めていたテーマ「M資金」を題材に再びタッグを組むことを福井晴敏に提案。『亡国のイージス』では国防問題を、『終戦のローレライ』では戦争を小説のテーマとして選んだ福井晴敏は、『人類資金』では現代の人々にとって最も切実なテーマとなる「お金」「経済」に正面から取り組む。特集ページでは、映画化情報に加え、福井晴敏の関連書籍・DVDをご紹介。 Kindle版は無料試し読み版も。
戦後最大のタブー「M資金」とは?

人類資金
第二次世界大戦終戦時の混乱期に、大量の貴金属やダイヤモンドなどの宝石類を含む軍需物資が、保管されていた日本銀行の地下から、勝手に流用されていた「隠退蔵物資事件」やGHQのマーカット少将指揮の部隊が調査・押収に訪れた際に、「彼らが隠匿したとされる事件」などが発生した。GHQの管理下に置かれた押収資産は、戦後復興・賠償にほぼ費やされたとされるが、資金の流れには不透明な部分があり、「M資金」の存在が噂されるようになった。こうした噂が真実味を持って信じられた背景には、降伏直前に日本軍が東京湾の越中島海底に隠匿していた、インゴット化された金1200本、プラチナ300本、銀5000トンという大量の貴金属が、米軍によって発見されるという事件が起きたり、終戦直後に各種の軍需物資が隠匿され、闇市を通じて流出していた時期の記憶が、多くの日本人の間で鮮明であったことが挙げられる。そしてこれらの運用は、日本政府の一部の人々によって行われており、実際に幾多の国家的転機に際して利用されてきた歴史をもつとされている…。

登場人物紹介

人類資金

「人類資金」オリジナルサウンドトラック

人類資金
映画「人類資金」サウンドトラックは10月9日発売。商品詳細ページを見る。

映画公開情報

2013年10月19日(土)全国公開

原作・脚本:福井晴敏「人類資金」(講談社文庫刊)
キャスト:佐藤浩市 香取慎吾 森山未來 観月ありさ
石橋蓮司 豊川悦司 寺島進 三浦誠己
岸部一徳 オダギリ ジョー ユ・ジテ
ヴィンセント・ギャロ 仲代達矢ほか
脚本・監督:阪本順治
撮影:笠松則道
音楽:安川午朗
美術:原田満生
アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太

フォトギャラリー

人類資金1

人類資金2

人類資金3

人類資金4