SOUL RED 松田優作

SOUL RED 松田優作
(c)Noboru Takahashi photo

SOUL RED 松田優作


生涯を通じ表現者であり続け40歳という若さでこの世を去った男―松田優作。
公私共に男気に溢れ情に厚く、その勇猛な人間性と卓越した演技力から、もっとも重要な日本映画俳優の一人と評されている。本ドキュメンタリーでは、「ホンモノとはなにか」を自問し「まじめに取り組むことの尊さ」を体現し続けた松田優作を突き動かしていたエネルギー、信念がいまもなお生き続けていることを知ることとなる。
幾度もあらゆるジャンルで取り上げられてきたが、本作では生き様や軌跡が綴られるだけでなく、今まで公にされなかった肉声インタビューや『ブラック・レイン』のオーディション映像などの秘蔵映像、当時の本人の直筆のメモが記された台本や、松田優作の魂に触れられる貴重な資料が収録されることとなった。
そして、同じ時代を生きた著名人や、優作から多大な影響を受けた国内外の映画人によるインタビューなどを通じ、時代の寵児であり、唯一無二の存在である人間・松田優作像、彼の魂「SOUL RED」が浮き彫りにされてゆく。

ぶれない姿勢。ゆるぎない思い。
彼が伝えたかったものとは何だったのか。それが今、明らかになる。
松田優作 名言集
SOUL RED 松田優作 おれは初めから
人を信じて、信じて
仕事をしてきたよ
「スコラ 1988.06.23」
SOUL RED 松田優作 いつゼロになってもいい覚悟はしているから。
転げ落ちるのは全然怖くないよ。
だって、物質的に欲しいもの、ないんだから。
「JUNON 1985.04」
SOUL RED 松田優作 それは勝負ですよ、自分のね。
自分の弱い部分を自分で処理していかないと。
元気なっていかないと、自分がね。
「SOPHIA 1986.10」
SOUL RED 松田優作 まだまだ小僧だと思ってますから、三十代は。
そしたらいまほんとに一所懸命、勉強してないと。
長く役者やりたいですから。
「キネマ旬報 1986.10」
SOUL RED 松田優作 この苦しみが、次にいったとき、
さらに二倍になるかもしれないけど、
見えないものを作っていく喜びがあるから、
どんなに苦しくてもやり続けられるんだよね
「JUNON 1986.04」
SOUL RED 松田優作 人間って、風が吹かないのに
むりやりやってもしょうがないでしょ。
だけど、風が吹けば、風の方向に行けるわけ。
おれはその風が吹いた時に一気にやる、それだけのことなんだよね。
「JUNON 1986.04」
SOUL RED 松田優作 ただ、同じことやっても
しょうがないわけですからね、ぼくらは。
だから、ぼくらは僕らの時代の角度を
見つけていかないと。
そででとやかく言われたって
しょうがないと僕は思いますね。
「キネマ旬報 1986.10」


松田優作 出演作品

松田優作プロフィール

松田優作プロフィール

1949年生まれ、下関出身。1973年「太陽にほえろ」でTVデビュー、ジーパン刑事を演じて人気を博す。同年「狼の紋章」で映画デビュー。「蘇える金狼」「野獣死すべし」と数々のハードボイルド・アクションの傑作に出演する一方で、「探偵物語」でアメリカ帰りの探偵を軽妙に演じ、その人気を絶大なものにする。1989年永眠、享年40歳。