DEEP DIVE ― Betta Flash


Amazon.co.jpが注目するアーティストについて“深く掘り下げる=Deep Dive”コーナー。今回は1stミニ・アルバム 『BETTA FLASH』をリリースするBetta Flashの インタビューを掲載。

Cyua(ボーカル)、TAMAYO(コンポーザー)のふたりの才女からなるユニット、BETTA FLASHが1stミニアルバム『BETTA FLASH』をリリース。エレクトロニカ、テクノ、トランスなどをベースにした映像的なトラックのなかにアジアを中心とした民族音楽のエッセンスを加えたサウンドは、まさにボーダレス。あらゆる生命に対する深い思いをたたえたリリックとCyuaの神秘的なボーカルを含め、その独自の存在感はジャンルを超えて広がっていくはずだ。

■動画を見る
01.「Nazaree」

■試聴する
01.「Nazaree」
02.「BETTA FLASH」
03.「HORIZON」
04.「A Four-Dimensional Smile」
05.「AGATA」


BETTA FLASH オフィシャルHP
http://www.bettaflash.jp





インタビュアー: エレクトロニカ、民族音楽から“和”を感じさせる音響、ジャズまで。いろいろな要素が融合された、きわめて個性的な音楽だな、と。

TAMAYO: もともと機械で作った音楽が好きだったんですけど、それと同じくらい、民族音楽にも興味があって。そのふたつを合わせたら楽しいんじゃないかなっていう、わりと単純な発想なんですけどね。

インタビュアー: TAMAYOさんの作るトラックが、BETTA FLASHの軸になってる?

TAMAYO: そうですね…。でも、歌に関しては彼女(Cyua)に任せてるんですよ。メロディと歌詞は伝えてますが、それをどう表現するかは、彼女の持ち場っていうか。役割は“5:5”なので。

Cyua: TAMAYOさんからトラックをもらって、そこから自分なりに世界観を広げていって。その作業がすごく楽しいんです。

TAMAYO: 上がってきたものに対しても、疑問や違和感を持ったことはぜんぜんなくて。

インタビュアー: それほど相性が合ってる、と。

Cyua: そうかもしれないです。持ってるものがたまたま同じ、ってことが多いんですよ、私たち(笑)。クリアファイルとか、化粧ポーチとか。

TAMAYO: そうそう(笑)。あと、もとになる楽曲に関しても、彼女との会話がヒントになることもけっこうあって。たとえば5曲目の「AGATA」は、(Cyuaの)”和っぽい曲があってもいいですよね”っていう話から出来た曲なんです。自分ひとりでガッチリ組み上げていくっていうより、そういう自然の流れから生まれることが多いんですよね。

インタビュアー: ユニット名がタイトルになっている「BETTA FLASH」についても聞きたいのですが。

TAMAYO: 自己紹介の曲というか、“私たちはこんなことをやっていきます。よろしく”っていう感じですね。

Cyua: 街頭演説みたいな(笑)。

インタビュアー: 歌というよりも、ポエット・リーディングに近い曲ですよね。そのなかには「イメージを浮かべよう/しあわせ 平和 微笑み」という歌詞もありますが、そういうメッセージ性も、BETTA FLASHのコンセプトに含まれてる?

TAMAYO: そうですね。その話をすると長くなっちゃうんですけど……でも、現在が良くても悪くても、みんなで良い方向に進んでいくほうがいいと思うので。

Cyua: みんながいいイメージを持ってれば、そういうふうになっていくと思うんですよね。

インタビュアー: なるほど。ふたりの音楽的ルーツについて、もう少し教えてください。TAMAYOさんはゲーム音楽の作曲家としても活動されていたとか。

TAMAYO: はい。求人誌で“作曲が出来る人、募集”っていうのを見て、応募したのがきっかけです(笑)。ゲームの音楽なんて簡単だろうと思ってたんですけど、それがすごく難しかったんですよ。見ず知らずの人に自分の作った音楽を伝える、ということについてものすごく考えましたし、そこで得た手ごたえはBETTA FLASHにも活かされてると思いますね。

インタビュアー: 聴いているうちに映像がパーッと広がっていくような音楽ですよね。Cyuaさんも、BETTA FLASH以前からシンガーとして活動してたんですよね?

Cyua: そうです。テクノとJ-POPを合わせたような楽曲を歌っていたこともあったし、そういう意味では(BETTA FLASHの音楽に対して)近いものを感じたんですよね。TAMAYOさんの曲には無限の可能性があるなって思うし、学びながら、楽しみながらやってる感じです。

TAMAYO: ……奇跡みたいなものですよね、いまになって考えてみると。BETTA FLASHのコンセプトは10年くらい前から考えていたし、それがこうしてカタチに出来ているので。

インタビュアー: いまの時点で「こういうことをやってみたい」というビジョンはありますか?

Cyua: まずはフル・アルバムをリリースしたいですね。そろそろレコーディングに入るんですけど…。

TAMAYO: 登山の前、っていう気分ですね(笑)

Cyua: (笑)。アルバムには自分で作詞した曲も入る予定だし、がんばります。あと、ライブをどんどんやっていきたいんですよ。日本だけではなくて、いろんな国の人と音楽を通して触れ合いたいっていうのは、ずっと以前から思ってることなので。たとえば飲む水もない、食べるものもないような場所にも行ってみたいんですよね。私たちの音楽で、少しでも元気になってもらえたらなって

インタビュアー: 素晴らしいと思います。ところで「BETTA FLASH」っていうユニット名の由来って…?

Cyua: “ベタ”っていうお魚がいるんですよ。淡水魚なんですけど、そのお魚がふたりも大好きなんです。で、あるときTAMAYOさんが“BETTA FLASH”という名前を思いついて。

TAMAYO: パッと思い浮かんで、“これでいこう!”って

Cyua: そのお魚って、“闘魚”って言われてるんですよ。すごくキレイなんだけど、強い。それってカッコいいなって。

インタビュアー: 美しくて、強い。BETTA FLASHの音楽性にぴったりじゃないですか。

TAMAYO: そうですかね…。じゃあ、そういうことにしておいてください(笑)。


(文・インタビュー:森朋之)




関連商品

BETTA FLASH

7点の新品/中古品を見る: ¥ 1,438より


Erinyes

4点の新品/中古品を見る: ¥ 1,350より