カスタマーレビュー

2010年10月1日に日本でレビュー済み
1980年代を識る読者にとっては、安彦良和氏の書かれた
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と同じく、
圧倒的な郷愁を呼び起こすとともに、
当時の作画レベルのフラストレーションを全て晴らしてくれる作品。
よって本作を時代背景無しに単体で手に取る読者には、
一個の完成された「漫画」作品として捉えるのは厳しかろう。

オリジナル作品のオリジナルスタッフによるコミカライズではあるが
作者も含め私たちは紛れも無く2010年の「現代」を生きているのであり
荒唐無稽なSF設定や、「小さいゾ」を初めとするカタカナ語尾に混じり、
現代の風俗が意識的/無意識的に紛れ込む制服などに
おニャン子クラブとAKB48を比較する時にも似た
30年近い80年代との類似性/差異性が強調されるのが見える。

回顧以上に現代のロボットアニメシーンに与える影響は無いに等しいが
売るべきマーケット/ターゲットだけは間違っていない作品である。
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