カスタマーレビュー

2007年8月28日に日本でレビュー済み
時流や風化というものに左右されずに超然とそびえる、OLの知的で恍惚な音楽。このベストが発売されたのは93年ですが、全く古さというものがなくここに奏でられるJAZZやソウルのクールさはただものでないカッコヨサがあります。その自由で且つストイックな音楽はセクシーで、甘美な音がほとばしり、漂い、そしてグルーヴが高揚感溢れてくる瞬間がこの作品には多々あるのです。例えば「Million Secrets Of Jazz」のベースソロの美しさは当に陶酔ですし、温度がクールダウンし薄暗さと浮び上がる光をイメージさせる「Deeper」は妖艶です。フュージョンな「Scandal」や「LET’S GO !」のリズムによる情熱など、全12曲それぞれバラエティに富み、様々なアプローチでクールさに酔いしれる音楽がつまっています。一方田島氏のヴォーカルもダンディで、そしてリゾート地の浜辺に焼け付く陽射しのように官能的でありOLの求心性がヴォーカルであることも忘れさせません。
他にもOLはベストが多数存在しますが、中でもこの作品はアルバムとしての完成度が高く、はずせません。

ところで93年といえば邦楽バブル期です。そのシーンと一線を画しながらもPOPSであり続けた、その偉大さと革新性は、まさしく世に出てくるのが早過ぎたと言えるのかもしれません。いまシーンではボサノバからエレクトロニカ、スムース/クラブジャズなどのカフェ音楽が支持を得て、視聴者が音楽チャートに左右されず自らのライフスタイルに合った快適な音楽を選んでいます。そんな今だからこそOLの音楽を見つけて欲しいと思います。本当にはずれのないクオリティの高い一枚です。
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商品の詳細

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34 件のグローバル評価
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