カスタマーレビュー

2019年9月21日
1巻に引き続き、シャープで美しい絵柄です。
目を取り戻した百鬼丸が過去をどろろに話しますが、それに続いて「ばんもん」の話にいたり、多宝丸が登場。
基本的な軸や設定やキャラクター(性格、人物像)は原作と同じなのですが、周辺の人物の関係性や設定にオリジナル要素、アレンジが入ってきました。目を手に入れたことで戦いに戸惑う百鬼丸、百鬼丸とはなればなれとされるどろろ。百鬼丸よりも先にどろろと出会い、縁が出来てしまった多宝丸。琵琶法師のオッチャンにもオリジナルの設定が付きました。原作そのまんまでもただの焼き直しですし、この辺は好みが分かれるかも知れませんが、私は百鬼丸やどろろの性格の設定が変わっていないため全然オッケーでした。百鬼丸の苦労人ぶりに涙するどろろの感情豊かさ、それに引きずり出されるように滲んでくるニヒルな百鬼丸の人間っぽさ。すごく好きです。(そういえば原作でもどろろは、人間はおろか子馬にも同情して泣いてました。)この作品の良いところは、設定は変えても性格自体をあからさまに変えてないところだなぁと思いました。

また、原作では父親と同じく冷酷非情で母の心から離れない兄の影に苛立つ多宝丸、言ってしまえば「イヤな奴」だったために百鬼丸の弟と言えどかなり個人的に影が薄かったのですが、冷酷非情な部分は変わらねど百鬼丸と近しい何かの業をその体に物理的に背負い、寿海を通して百鬼丸とは別方向からも縁が出来てしまう。
この多宝丸がこれからもどう話に深く関わるのか。

続きがとても気になります!
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