カスタマーレビュー

2018年5月28日に日本でレビュー済み
鉄道は近代日本のシンボルだった。若いマッチョな日本のシンボルだった。
国策として整備された鉄道網は国を覆い、全国津々浦々、どこに行っても鉄道は日常的な風景に溶け込んでいた。
ところが今、日本はかつての活力を失い、老境に差し掛かっている。衰え、しなびて収縮している。特に全線赤字の北海道では廃線が相次ぐ。人気のない駅跡は妙に新しいバスターミナルとなり、過日の面影はもう求めようがない。
本書は、そんな昭和の失われた日本の風景を満載している。特に1970年前後の「人類の進歩と調和」を謳歌していた生気に満ちた日本の片隅でひっそりたたずむ田舎の駅舎の姿がいとおしい。駅前の郵便ポストや待合室が遠い日の記憶を呼び起こす。昭和の時代に日本の鉄道とともに青春を送った中高年の読者に特にお勧めしたい。
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