カスタマーレビュー

殿堂入りNo1レビュアーベスト500レビュアー
2011年1月15日に日本でレビュー済み
ドン・ジョーンズ作、タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日 の復刻をまっていましたが、映画用のノンフィクション小説が発売されました。

島民女性の語りで始まる本作はライトノベルのような軽いノリでリアリティ(重み)をまったく感じることができません。ドン・ジョーンズの作品を参考にノベライズしたということで伝言ゲームみたいに起こった出来事が淡々と伝えられているようで臨場感もありませんでした。

素直に「タッポーチョ」を復刻するか、田中氏著作の「我ら降伏せず―サイパン玉砕戦の狂気と真実」を文庫版で復刻してくれたほうがどれだけ良かったでしょうか…。
田中氏は自らの体験を作品としただけに恐ろしいほどのリアル感があります。

映画を娯楽と割り切れば本作のような商品化でも良いのでしょうが、日本人として残していく記録としては良くないと思います。投降前に隊長達が集まって議論し合い投降を決意したとのて描写もなく(大場隊だけではなく、田中少尉の部隊も生き残っていたので…)、大場隊を中心としたエンターテーメント小説になってしまいました。

映画はまだ公開されていませんが、本作が原作でないことを願っています。これじゃ…あまりに娯楽映画すぎます。
今からでも遅くないので「タッポーチョ」と「我ら降伏せず」を映画公開に合わせて復刻してください!!!
48人のお客様がこれが役に立ったと考えています
0コメント 違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち2.0
星5つ中の2
評価の数 5
星5つ 0% (0%) 0%
星4つ 0% (0%) 0%
星3つ
25%
星2つ
50%
星1つ
25%
¥586+ Amazonプライムなら、お急ぎ便が無料