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カスタマーレビュー

2019年3月13日
著者には申し訳ないが、それほど優れた本ではない。「鬼畜」「悪趣味」で括られている90年代の文化を、ただ纏めただけ、という印象しかない。周知の通り、「鬼畜」の第一人者である青山正明は、鬼畜でもなんでもなく、善良な一般市民だった。それは、村崎百郎についても言える。そういう箇所の記述はいいと思う。根本敬についても、本人には異文化に対する愛があるけど、それが与えた悪影響もある、というのもその通り。
だけど、これが新書だからだろうか。大して深い考察も何もない。もしかして、取り上げたフィールドが広すぎたのだろうか。ただ、◯◯は◯◯である、というサブカルチャーに関する教科書的な記述で終わっている。つまらない。自分は1984年生まれで、後追いで「電波系」「危ない1号」等を読んでいて、それに関する文化をある程度知っているけど、この本には知っていることしか載っていなかった。つまらないのである。
ジャンルは異なるけど、増井修の「ロッキングオン天国」のように、かつての当事者が舞台裏を振り返っているような本は、興味深く読めた。そりゃあ、サブカルの舞台裏なんて、知っている人は唐沢俊一や根本敬のように、じじいになっている。そういうのを書こうとしたら思い出語りになるだろう。新書なんかではまとめられない。
ただ、こういうことがありました、で終わらせないで、著者の独自の見方のようなものが欲しい。こういうことがありました、ということなら、当時の人間の声を聞けばいい。この本を読んで、へんな気分になった。だまされた、というか、感慨が浮かばない。つまらない本だからである。悪趣味文化とは異なるけど、山形浩生の「たかがバロウズ本」、あれは舞台裏にとどまらず、本人のきっかけや考察、周辺文化についておもしろい記述があった。この本には殆ど何もない。この程度の文化は「呪い」なんかではない。ただ、こういうことがありました、という自己満足である。
期待したほうが間違いだっただろうか。「呪い」とか書いてあるから、それこそ「村崎百郎の本」のような凄いモノを期待してしまった。この本には、繰り返すが、誰でも知っていることばかり。それで850円は高い。同じ厚さの本でも、柳下毅一郎の「殺人マニア宣言」は凄まじい本だった。テーマというか取り上げる範囲を狭く、深いものにしてほしかった。この本にはデータハウスが出すような悪趣味さもなければ、新しい有用な記述もない。ただ、つまらない。AKBの握手会とかに足しげく通うオタク向けなんだろうか。それにしてももう少し考えて書いて欲しい。この本は帯にもたすきにも短すぎる。ただ、つまらない。
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