カスタマーレビュー

2017年11月22日に日本でレビュー済み
ノーマルエンドと2週目の真エンドクリア。
オートモードは不使用で読み進めたが、それでも20時間弱とボリュームは中々。
システム的には選択肢で分岐するオーソドックスなタイプのADV。
ノーマルENDは全16章で、真エンドは17章目とエピローグが追加。
キャラクター毎の個別ENDもあり。
所々STEINS;GATE的な要素を感じるが内容は別物。
ゲームの制作会社を舞台にしたライトノベル的なノリのギャルゲーと
仮想現実が現実になるという軽い科学ADV的な要素を持ち込んだような作品である。
以下はプレイしていて感じた長所と短所の箇条書き

・スキップが遅い
他のレビュアーも触れられていたが、スキップが遅い。
個別や真エンドを見るためには周回は必須なのでここはもったいないと感じた。
少なくとも選択肢までのスキップは実装してほしい。
SOSシステムも内実は面倒な選択肢といったレベル。

・徐々にエンジンのかかるシナリオ
序盤(1~3章)は明るいタッチで描かれ、中盤以降はこの雰囲気を継続しながらも本筋の話が展開されていくのだが
個人的にこの最序盤の部分がやや退屈。起伏が少ないと言い換えても良い。
中盤以降はシリアスな場面も描かれメリハリがついて面白くなるので、最後までプレイしてほしい。

・ヒロインは全員魅力的
どのキャラクターも魅力的でキャラがしっかり立っている。
そのためリア充ポイント集めを筆頭とした仮想空間のイベントが面白かった。
立ち絵は基本的にどれも可愛い。
個別エンドは会話が微妙に変わる程度かと思いきや、ED後にそこそこ内容があるのが嬉しい。

・背景が潤沢
数回くらいしか使用されないような背景もしっかり用意されており
一般的なADVより枚数が多く贅沢に作られていたと感じた。
世界観の構築に寄与し、キャラクターのグラフィックとも上手く親和していたと思う。

・展開がややご都合主義
いい意味でも悪い意味でも登場人物の行動が場当たり的でご都合主義なので
STEINS;GATEやever17といった作品の圧倒されるような鮮やかな展開などは期待しない方が無難。
ラストバトルなどもそうだが茶番に写ってしまうシーンが点在した。
とはいえ既存の作品にはない明るいノリは楽しめた。
タイトルの「わ」の意味がしっかり回収されたのはGOOD。

・読後感が良い
bitterかHAPPYなのかはネタバレになるので言及するのは差し控えるが
真エンドは読後感が良かった。
もう少しこの世界に浸っていたかったと思わされた。

いくつかの欠点はあるものの
4~5章以降はぶっ通しでプレイし続けられる程度には面白かったので
買おうかどうか迷っているのならプレイして損はないと思う。
中々新規のADVも少なくなってきたので、試みとして大いに支持したい。
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5つ星のうち3.7
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