カスタマーレビュー

2018年9月29日
田崎つくるが除け者にされたくだりから入るのはうまいですが、村上作品はいつもそうですが、突然流れを壊すような非現実的な人間を出てしてそれで話を繋げている感じがします。このスタイルで書く限りノーベル賞はないでしょう。おそらく本人もそれを望んでいるわけではなく余計なお世話だと思いますが、周りが騒ぎすぎなんでしょうね。悲劇のヒロインを作るのはありですが、心にぐっとくるものが正直ありませんでした。いくつかの光る原石(パーツ)が最後に一つの大河に結晶することを期待して読み進めましたが、最後まで中途半端なまま散り散りで、読者も置いていかれる。最終章までたどり着けないまま投げ出したのでしょうか、あまりいい後味ではないですね。物語はもともとフィクションだと言われればそれまでですが凡作の域を出ないと思います。
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