カスタマーレビュー

2018年9月14日に日本でレビュー済み
どうでも良い事だが、今回のタイトルの元ネタはわからなかった。江戸川乱歩愛読者としてまだまだだな、と自戒。さて、このシリーズ、メインストーリーはグダグダで最早崩壊してると思う。中学校同士の抗争(笑)と言うのもムチャだが、謎の刺客沃野や今回スポットが当たった胎教委員会などから、個人的には意味不明でついていけてない。映画祭の目的やそこに探偵団が参加して上位入賞を目指す意味など、書かれてはいるけど、正直理解出来なかったのは私の読解力が足らないのだろうか。ヒロイン眉美が視力が良過ぎて失明の危機にあり、映画祭に参加出来ないくだりも、出品作を後から一気に鑑賞する状況を作るためのリアリティ皆無な設定で、笑うしかない。又制限のある条件で芸術作品を作って各団員の個性を競うのは「パノラマ島美談」の二番煎じでトホホな展開だが、トリを務めた小五郎団長に救われた。眉美が目への影響も顧みず泣いてしまった彼の作品のメッセージ性は素晴らしく、これだけで読んだ価値があったと思う。恐るべき小学生だ。
レポート 常設リンク