カスタマーレビュー

2018年1月24日に日本でレビュー済み
 マクロスFの劇中ではダブルヒロインのもう一人、ランカ・リーの15歳(劇中で16歳になる。)にしてはやや幼くて可愛らしい天真爛漫なキャラクターとは対照的に、17歳(という設定)とは思えないほど妖艶でセクシー、口が悪くて高ビー、しかし内面は繊細で純粋な一面も持ち、V型感染症に侵されながらも銀河の妖精として、プライドを持って歌の努力し続けているという複雑ながら魅力的なキャラだったが、このフィギュアではそれらのイメージが薄まって、年齢なりの可愛い美少女となってしまっている。全体的な造形は決して悪くはないのだが、目がアニメ原作よりも縦方向に大きくなっているためこのように見えるのだろう。原画のシェリルは、もうほんの少しだけ目が細くて下側のまつ毛が濃い。

 原作のキャラクターデザイナー氏によると「まつげが難しくて、ちょっと違うだけで別人になってしまう。」との事だそうだが、これもまさに僅かなまつ毛の違いで、劇中のシェリルとはやや異なって見える。SHフィギュアーツにおいて、元が3Dのキャラクターでは高い技術を持つバンダイだが、こと2Dキャラクターではfigmaにまだ追いついていない。ラブライブシリーズなどと同じく、アイプリで損をしているように思える。SHF森雪が会心の出来だっただけに残念。グッスマの1/7シェリルを少しは参考にしてほしい。

 可動範囲は、長い髪と衣装に制限されてはいるものの、衣装に軟質素材を使ってそこそこ頑張っている方である。髪の色は、ストロベリーブロンドのはずだが、なぜか黄色がベースで髪の先端の方だけがピンクのグラデーションとなっている。ステージ上でのホログラムされたイメージなのか?
 交換用も含めて3つの顔パーツには、すべて右耳にフォールド・クォーツのイアリングがついており芸が細かいが、普段は前髪に隠れて見えない。可動フィギュアなので、メガハウス1/8シェリルのようにはキャストオフできなくとも、パーツの付け替えによってでも良いから、ボンデージ姿も再現できたらかなり高得点だったのだが。

 交換用の手首は本体付属を含めて左手が5種、右手が6種とそこそこある。帽子は交換用前髪のダボにはめ込み式となっており、頭部にあまり深く被せられないのでやや違和感がある。劇中に登場した、金色の縦笛のようなマイクが1本付属。そして、SHフィギュアーツとしては異例の「Happy Anniversary♡」ロゴ入りの専用台座着きフィギュア・スタンドが付属している。シェリルの「こんなサービス滅多にしないんだからね‼」という声が聴こえてきそう・・・。

 総じて少しシェリルのイメージとは違うが、美少女フィギュアとしては悪くない出来。ランカから輸血を受けて、V型感染症が完治して健康体になったため、メークを変更してやや清純路線にイメージ・チェンジした17歳の素のシェリルだと脳内補正(かなり苦しいが)すれば許せる範囲かな?

追記) バンダイ様、マクロスF10周年ならば「ランカ・リー」もフィギュア化してほしいし、なによりマクロス35周年記念として「リン・ミンメイ」は絶対外せないので、美樹本晴彦氏の当時の原画に忠実にSHFフィギュア化をぜひともお願いいたします!!!
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