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2018年6月12日
ペットボトルの炭酸水は開封せずとも保存しておくと次第にペットボトル表面から炭酸が抜けて、炭酸は持続しません。
一か月も保管して置くと、多くの場合もはや強炭酸ではなくなってしまいます。
なるべく長期間強炭酸を楽しめるようにするためには以下のことに気を使うとよいと考えられます。

1、保管は冷暗所。
2、製造時の炭酸圧の高いものにする。(ガスボリューム(GV)値の大きい炭酸水)
3、ボトルの表面積/容積の小さい形状の容器を選ぶ。(容量の大きくて、丸っこい容器のものを選ぶ)
4、高品質のボトルを選ぶ(厚いボトル、積層ボトル)
5、製造から時間の経っていない商品を選ぶ(回転の良い売れ筋商品を選ぶ)

などですが、製造時の炭酸量(GV値)は公表されていなかったり、製造から時間経過でどの程度炭酸が抜けるのかよくわかりません。
そこで、経時的な炭酸の変化の測定をしてみました。また、容器も調べてみました。

対象はサンガリア伊賀の天然水強炭酸VOX強炭酸プライムシャワー強炭酸アサヒ ウィルキンソン 強炭酸四季の恵み 自然湧水 強炭酸水でいずれも強炭酸を謳う製品で、3強?のサンガリア、VOX、ウィルキンソンは外さないようにした。
 
 ①ボトルの比較
ボトル重量は、サンガリア31gで、ほかはすべて25gでした。キャップ重量はサンガリアのみ3.0g、他は全て2.7gでした。
ボトル中央部の厚さは、サンガリア0.5mm、プライムシャワー0.4mm、ウィルキンソンとVOXが0.3mmでした。
ボトルの形状はサンガリア以外は類似の形状ですが、VOXはボトルを切ると3枚に剥がれました。VOXは積層ボトル!!でした。
キャップはサンガリアのみ1.55mmHgの外蓋に.08mmの内蓋の2層構造で、あとの製品は厚さ1.55mm外蓋単層でした。

 ②炭酸の減弱の観察
 方法
・検体:炭酸水はロットを一定にするためケース単位で購入し室温(24-30℃)で縦置きに保管した。
・測定:オリジナルの圧測定器具を作成し、冷蔵庫に約24-48時間保管し定温となったところで、あらかじめシリコンゴムで固めたキャップの上から穿刺し、数秒後数値が安定したところを内圧測定値とした。それぞれのブランドに対し2-3日に1本程度測定した。(農林省告第五百六十七号4条の測定方法とは違います。GV値への変換は独立行政法人酒類総合研究所の炭酸ガス吸収係数表を用いた)

 結果
GV値の経時変化のプロットと回帰直線を示した。GV初期値は回帰直線からはサンガリアとVOXが高く、続いてプライムシ--ャワー、ウィルキンソン、四季の恵み自然湧水の順となった。経時的な炭酸の低下は、0.15-0.3GV/1か月で、サンガリアとVOXの低下率が少なく、プライムシャワー、ウィルキンソン、自然湧水は同程度の低下率を示した。

 考察
・充填時のGV値は公称ではサンガリアとVOXが5.0、プライムシャワー4.8、ウィルキンソン4.5(非公表)、自然湧水4.85とされており、自然湧水以外は概ね公称値通りの順位となった。自然湧水の初期GV値が低いのは、製造から時間がたった製品であることが考えられた。つまり、賞味期限まで短く、しばらく後に販売中止になっており、在庫処分品であった可能性があった。
・炭酸ガスの経時的低下は1か月あたり0.15-0.3GVほど低下し、ボトルやキャップの観察から予測された通りサンガリアとVOXが低下しにくくなっています。他の製品はおおむね同じ割合で低下しており、ボトルの類似性と一致するものであった。
・感覚的にはGV値4.25を割ると強炭酸ではない感じになり、4.0を割ると気の抜けた炭酸という感じに思えた。
 
 限界
実験開始日が違うため、厳密には室温保管の温度条件が違うこと。GV値の初期値は製造日ではなく到着翌日(実験開始日)となっているため、充填時のGV値よりは低下していること。圧の測定方法が規定の方法ではないので、他の方法で測定したGV値との比較ができないこと。

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 まとめ

・初期のGV値からはサンガリアとVOXが強炭酸水としておすすめです。
・500mlペットボトルは炭酸がすぐ抜けて未開封でも1か月もすれば強炭酸でなくなります。
・保管で炭酸が抜けにくくて持続するのは、ボトルとキャップが厚いサンガリア、積層ボトルのVOXです。

 サンガリアとVOXがおすすめです。
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