カスタマーレビュー

VINEメンバー
2010年10月10日
形式: 単行本(ソフトカバー)Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
「バイラル・ループ」という用語は本書に接して初めて知りました。
英語ではウイルスを「バイラス」と発音しますが、「バイラル」、つまり「ウイルスのように」人から人へと商品の利用者が広がっていく現象のことを指すのだそうです。
中でもインターネット環境では、短期間に爆発的に広がっていく−−すなわち、これを利用した企業は、あっという間に急成長を遂げるというわけです。

「ブラウザ」「検索サイト」「ネットオークション」「交流サイト」など、実例を踏まえて論を進める本書を読むと、インターネット環境を利用する者なら誰でも一度は「バイラル・ループ」の波に呑まれていることを実感するに違いありません。
とはいっても、「バイラル・ループ」という用語を知らなければ、インターネットの利用に支障があるわけではないのも確かです。
しかし、現代人なら、グローバルな視点で、自分がどこに位置しているかは気になるもの。
インターネットに日々接している方であれば、読んで良かったと思える情報が本書には詰まっています。

著者は、有名雑誌「フォーブス」の元記者で、米国内の政治雑誌の記事ねつ造を暴いたことで知られる人物だそうです。
つまり本書はジャーナリズムの視点で書かれており、学術論文ではありませんが、綿密な取材のもとに多くの実例を紹介していることや、「バイラル係数」という理論の一端についても記述が及んでいること、また、その限界と今後の課題についても記載していることなどから、説得力のある一冊となっていると言えましょう。

ところで、ネット上の交流といえば、「言葉の壁」は大きな問題だと思います。
YouTubeで画像を観るだけなら、どこの国の人の投稿でもアクセスできますが、Twitterで日本語でつぶやいてみても、イギリス人のジェイムスや、イラン人のムハンマドがつぶやき返してくれることはないでしょうから…。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
0コメント 違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち3.7
51
¥2,400+ Amazonプライムなら、お急ぎ便が無料