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カスタマーレビュー

2019年3月17日
須田さんは、ITのベンチャー業界では、超有名な方ですし、本の中では、日本のインターネット黎明期にソフトバンクの孫さんと交わって働いた逸話が出てきます。

しかし、本の著者紹介から少し引用すると、

「1973年茨城県牛久生まれ。ソフトバンクグループの経営企画、アエリア社外取締役CFOを経て、現在は複数のベンチャー企業の役員・アドバイザーを務め、エンジェル投資家ならぬ「エンジェル労働家」を名乗る」

現在は40代半ばの須田さんですが、この本では学生から社会人になって、IT系ベンチャー業界の中で荒波にもまれながら、仕事と恋愛に翻弄されていく、主に20代が書かれています。

全編を通して、波乱万丈、あっという間に300ページちょっとを読み切れて、かつ、IT業界を裏側から眺められる人生顛末記です。

さて、この本、人によって、引っかかるところは違うと思いますが、シニアの生き方を問うことが習い性となっている私は、どうしても人生の不思議さを述べられた部分に付箋をはってしまします。

「仕事に限らず、人生というものは川のような「流れ」があるのかもしれない。だから川を見つめると、その隠喩が脳にコネクトしてしまい、目先のタスクよりも「人生全体の流れ」を考えてしまうのかもしれない。」

「人生は、一見、因果関係のないような行為や事象が重なって、偶然起きる「波」が発生するのだ。久しぶりのドライブデートはこの八郎サーフのおかげかもしれない。ボンネットの中にコビト姿のモテ神様が潜んでいたのかも。」

「千葉県市原市で戦いに敗れた落ち武者は、何とか生き延びて、自分の読みは外れ続けたものの、仕事面での人生チャートはわずか1年で急上昇した。全く予想だにしないジェットコースターであった。ただただ人に言われるがままに流されてきた結果、乞食風な落ち武者となったが、ナニモノかに助けられた。このナニモノというのはもしかしたら「神様」かもしれない。無宗教だけど、ふと思った。」

私も含めて、一般的な人の何倍も激動の人生を生き抜いた須田さんのような経験の厚みが半端ない方でも、エピローグで次のように述べているのが印象的です。

「僕は40代に入り、不惑と言われる年齢を過ぎたが、またしても就活生のような心境に陥っている。未だに他の人がどんな仕事をしているのか分からないし、どんな恋愛をしているか分からないし、自分が正しいのか間違っているのかが分からない。今後、どうやって生きていったらいいか分からないし、自分にあう仕事が何のか分からないし、自分の「やりたいこと」が分からない。」

これは、還暦を過ぎている、人間でも同じ心境にあります。

人生100年時代のいま、多くのシニアは人生二回目の就活を経験しなければならないという現実に直面しています。

孔子は、

40にして惑はず、といい、

60にして耳順(したが)ふ、といいます(人の言うことがなんでもすなおに理解できる)。

しかし、現代人においては、いささか、事情は違ってきています。

須田さんは、この本の最後で次のように結んでいます。

「僕は一体、あと何億光年悩めばいいのだろうか。
分かっていることは、悩もうが悩むまいが、結局のところ、僕はこの大海を泳ぎ続けなければならない、ってことだ。
これは戦争で死んだおじいちゃん、100歳で大往生したおばあちゃん、ギリギリ生き残ってる父、認知症気味になってきた母から受け継いだDNAプログラムなんだろうな。
また泳いでいこう。誰かのために。新たな生命のために。」

須田さんが、ご自身のことを、エンジェル投資家と呼ばず、「エンジェル労働家」という呼ぶ理由が少しだけ分かったような気がしました。
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