カスタマーレビュー

2014年6月26日に日本でレビュー済み
南極観測船として有名な[宗谷」ですが、それだけにとどめておくにはあまりにももったいない人生をこの船は歩んでいます。進水以来測量船、輸送船、引き揚げ船、灯台補給線、南極観測船、海難救助船と40年に渡り、活躍し、現在博物館としてその姿を留めている、と聞くだけでこの船が極めて幸運で、多くの人に愛された船だと分かります。

特にまったく能力的には劣った頑丈さだけが取り柄の「宗谷」が激しい空襲や潜水艦の攻撃から一隻だけ無事だったことは有名な駆逐艦[雪風」に匹敵する幸運だと思います。

本書は極めてコンパクトに纏められており非常に読みやすいですが、「宗谷」の役割が変わるたびにそこに関わった人々の人生を紹介しており、内容的には各章で一冊ずつ本が書けるほどの充実ぶりです。

特に印象に残ったのが「宗谷」生みの親、川南豊作の物語です。彼の戦前戦後を通した滅私奉公の精神があったからこそ、「宗谷」のような愚直にあらゆる任務をこなす船が生まれたのだと思います。
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