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2019年6月15日に日本でレビュー済み
 「潜水艦映画に駄作なし」・・・・・そう思っていた時期が私にもありました(笑)

 2005年製の映画ですが、戦争映画っぽい「ファンタジー」映画です。
 架空の兵器やシステムが登場する「ファンタジー」でも全くかまわないのですが、本作はそれ以外の部分、すなわち「当時の軍の描写」があり得ないほど稚拙。

 あの1981年のドイツ映画「Uボート」(原題:Das Boot)の足元にも及ばない駄作。
 「Uボート」の模型(!)を使った急速潜航の描写の方が100倍も緊迫感があるって・・・・・・どういうこと(笑)

 まあ「潜水艦映画の最高傑作」と比べるのは余りに酷ですが、たとえファンタジー映画でも「現実」(ここでは軍の描写)がダメだと、とたんに薄っぺらくなってしまうのです。
 むしろ核心部分が「ファンタジー」だからこそ、現実部分のリアリティには最高のこだわりを見せないとダメ映画になってしまうんですね。

 広島に原爆が落とされた翌日に「原爆」なんて言っちゃってますが、翌日なら「特殊爆弾」「新型爆弾」という呼び方意外にないとか、戦争末期にも関わらずピッカピカの軍装と長髪(なぜ戦争映画なのに坊主にしない?カッコ悪いから?)、軍人らしくないしゃべり方等々「なんちゃって海軍」は失笑モノ。

 繰り返しますが、ファンタジーだからこそ、現実部分のリアリティにこだわって欲しかった!
 「現実」部分がリアルだからこそ「嘘」の部分が光るのです。
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