カスタマーレビュー

2013年3月3日に日本でレビュー済み
 電子書籍初体験です。正直、本は、読むのも、持つのも、本棚に飾るのも、紙媒体の方が上だと思っています・・・(^_^;)

 そういう自分ですが、目新しいガジェットとしての魅力に抗しきれずに購入してしまいました。その感想を虚心坦懐にお伝えしてみたいと思います。

 手にした最初の感想は「ちょっと重い・・・」というモノでした。この世代のKindleシリーズの中でもっとも軽いモデルにもかかわらず、標準的な文庫本を超える重さで「ズシッ」という感じがします。さらに、これは現行の電子書籍デバイス共通の課題だと思いますが、とにかく把持しづらいのでますます持ちにくく感じます。ベッドで横になりながら読むのは、15分であっても苦行となります・・・。

 もう一つは動きが意外ともっさりしているように感じたこと。モノクロで可能な限りリーダーに徹した機能のはずですが、価格面などからもハードとしての基本スペックもかなり抑えられていると思われます。スマホやタブレットを使っていない自分ですら、端から見るそれらのサクサク感には一歩及ばないように感じられます。

 一方、紙媒体ではおよびもつかない長所もしっかりとあります。

 何冊もの、特に版権切れとなった著作が無料に近い価格で入手できるのはうれしいところです。自分は「大菩薩峠」が全巻で300えんというのに惹かれて、本体の購入を決めました。Kindleストア以外の版権切れ書籍データも変換可能なので、それらの専用リーダーとして活用するのもアリだと思います。吉川英治の「宮本武蔵」「私本太平記」などを無料でダウンロードして読み始めたところです。

 また、本体にはwi-fi機能が内蔵されているので、自宅に無線LANがあれば、おそらくこの端末で簡易なブラウジングが可能でしょう。いままではいちいちpcを立ち上げてネットにつないでいましたが、ちょっとしたウィキ検索やメールの確認などはこれで出来るので、いまは電子書籍より正直ネット利用の方が多いです(^_^;)。

 電子書籍として一番便利だと思ったのは辞書機能です。電子書籍の上で気になった言葉がある場合、その箇所をタップすることで内蔵辞書を呼び出すことが出来ます。それだけでなく、上述のようにネットにつながるのであれば、ウィキペディアの記事もほとんどシームレスで参照することが出来ます。本からついついそれてしまうのが難点ですが、本当に便利だと思います。

 あと、付属のケーブルでpcにつなげば、給電だけでなく外付け記憶装置として認識されますので、「images」というフォルダをつくってjpg、png、gifといった画像ファイルを放り込めば、Kindleで見ることが出来ます。
 また、pdfやjpg化されたコミックのデータがあれば、そのまま見ることはもちろん、キンドル用のファイル形式(mobi)に変換すれば拡縮も可能なコミックが手軽に楽しめます。ネットにはコミックのデータもたくさん流布していますので、(適法性はさておくとしても)利用価値を見いだす方もおられることでしょう。

 全体として、特に持ちやすさについては熟成までもう少し時間が必要な感じがしますが、それでもこれからの発展を予感させてくれる、心躍るガジェットだと思います。

 購入してよかったと思います。

 
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