カスタマーレビュー

2017年4月26日に日本でレビュー済み
全巻、通しで読んでみました。1巻のような緊張感もなく、少し冗長すぎだと思いました。

でも、日が経つにつれて、違う見方ができるようになりました。

十代の頃の気持ち。やっぱり、理解されたい。と同時に、相手の事も理解したい。それが普通にできると思っている。そんな時期。

やがて、それがとても難しい事だと気付く。大人との境目なのかもしれません。

時間が有限だと気付かずに、無駄な事ができる。自分の事を分かってもらえていると信じていたのに…裏切りだ。と傷付く。ひどく、繊細で純粋で、弱い。大人になったら、傷付かないと言ったら嘘だ。大人でも傷付く。ただ、リセットする事ができるだけだ。

大人にとってみれば、面倒くさいの一言で片付く、弱さ。そんな弱さに徹底的に向き合った作品。

作中、「浅井ケイは間違えない」というフレーズが何度も出てくる。正しくは、「浅井ケイは諦めない」だと思った。導き出した答えが本当に最善か?これ以上、先はないか?自問自答を繰り返す。だから、間違えない。

他者に対して、何故そこまで出来るのか?やっぱり、浅井ケイはどこまでも、優しいのだと思う。

これは、優しさの物語。自分はそう、思いました。
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