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2018年11月9日
我々一人一人の才能や知能は、それぞれの遺伝子によってあらかじめ決められているわけではない。
むしろ、時間とともに発達する。
遺伝子が基盤を作り、そのあとで環境が影響を及ぼすのではない。
遺伝子が環境に合わせて自らを表現するのだ。

ここに面白い実験が紹介されている。
代々、迷路を通り抜けるテストで好成績を上げてきた「利口」ネズミの系統と、同じテストをうまくできず、平均失敗率が四割以上に上っていた「愚鈍」ネズミの系統を用いた実験である。
これらのネズミをそれぞれ「豊かな環境」「普通の環境」「制限された環境」において実験をした。
結果は、環境の影響が大きいことを示した。
すなわち、普通の環境では、愚鈍なネズミと利口ネズミの迷路の達成レベルの差は開いたままだったが、その他二つの環境においては、成功率は同程度だったのだ。

つまり人生において、才能がなかったと気を落とす必要はない。
環境によって人は成長できるのだからというのが、本書から得た学びだった。
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