カスタマーレビュー

2021年9月11日に日本でレビュー済み
一応読了したものの、イマイチだった。
もっと力のある作家がこの設定で描いていたらどんなストーリーになっただろう。完全に設定負けしている。
まず、「勝負に勝てば相手を奴隷にできる」という特殊な設定なのに、それを活かした面白さがない。ルールはあるものの、もうめちゃくちゃ。勝負を強制されたり、最初に出てきたルールが実質無効化されていたり。そのため、ただただ運と強引な力で勝敗が決まってしまい、全く持ってゲーム性に乏しい。駆け引きや戦略も全然生きてこない。しかも、目を覆いたくなるような酷いシーンも時々あり、それが物語として意味づけされることもないので、ただただ読んでいて不快な気分にすらなる。
極めつけは、結末。全く納得感のない終わり方で作者のストーリーテリング能力のなさを再認識しただけだった。

所々の胸糞の悪い描写といい、最後の数ページの蛇足分といい、作者は恐らく商業的に考えてこうした結末を用意したが、本当は胸糞の悪いディストピア描写を延々やりたいのではないかと思える。
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