カスタマーレビュー

2003年7月28日に日本でレビュー済み
第1刷発行2000年。文章は読むリズムや思考を中断する括弧の多い文章で少し悪文。著者は沖縄県農業試験場主任となりウリミバエ根絶事業に携わる。逮捕、投獄の話から始まる。硬派な方とお見受けする。72年から78年まで沖縄に滞在。沖縄に骨を埋めてしまった岩崎卓爾のような立場はとらないとのこと。「あとがき」に「結局大部分が沖縄への批判だった」と書いているように直截な意見で好感が持てる。「やんばるの貴重生物の多くは、右記の海兵隊演習地の存在でようやく生き延びている」という意見は正確だけど地元の新聞は書けないし書かない。沖縄では米軍=悪という図式が常識でそれ以上考えようとする人がいないためだ(つまり信仰になっているという事ね)。だからこういう沖縄を知っている外部の人の目が必!要になる。沖縄の人には耳の痛い話ばかりだろうが清濁併せ飲む懐の深さをそろそろ身につける時期が来たのではないだろうか。政治、経済、文化、と苦言の幅は広い。画家宮城与徳やウリミバエ根絶事業の意義、やんばるの森林破壊の現状など読ませる。ウチナーンチュ、沖縄経験者必読。
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