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カスタマーレビュー

2019年6月15日
「プラダを着た悪魔」は、A.ハサウェイも良かったけど、必死に頑張っていたのに彼女に出し抜かれてしまう先輩社員を演じたエミリー・ブラントが凄く印象深かった。それが「メリー・ポピンズ・リターンズ」では、何と「プラダ」の上司役M.ストリープを脇役に従えて堂々の主役、それも歌って踊るクールビューティぶりが魅力全開の映画で嬉しくなってしまった。この映画の物語の舞台は、正編から25年後の世界恐慌只中のロンドン。今では3人の子供達の父親となった長男マイケルは、妻を無くして失意から抜け出せず、家は差し押さえ寸前というどん底生活にあえいでいる。そこに、颯爽とメリー・ポピンズが帰って来る。かつて子供だったマイケルと姉ジェーンにしたように、ポピンズは3人の子供達を「想像力豊かな」世界に誘いながら、バンクス一家が危機を乗り越えることを後押ししていく。前作のラストで大空を舞った「凧」から始まり、絵の中の世界で冒険したり、おかしな癖を持った親戚を訪問したり、父親の勤める銀行で一悶着起こしたり、夜の街で作業員とダンスしたり・・・という数々のエピソードは正編としっかりリンクした構成になっている。凧、鏡、傘などの小道具まで正編へのオマージュに溢れている。陶器の絵の中での冒険シーンでは、あえて昔風のアニメーションとの合成になっているのがいい。ペンギンもちゃんと出てくるし。
 ブラント版ポピンズの、ガチなツンデレ女性像に違和感を持つ正編ファンも多いようだが、「ウォルト・ディズニーの約束」に描かれていた原作者P.L.トラバースとW.ディズニーの映画化にあたっての攻防を知ると、いかにもディズニーらしい口当たりのよい優しげなアンドリュースのポピンズは、本当のイメージとは違うのではと思えた。原作を読んだ事は無いが、もし生前のトラバースにどちらのポピンズがお気に入りか聞けたとしたら、ブラントを推したのではないだろうか。完璧なクールビューティで、とんでもなく自信家で無表情にバリバリ行動するけれど、ふと優しい本心を垣間見せるブラントのポピンズはなかなか素敵だ。
 正編への最大のオマージュは、D.V.ダイクのゲスト出演だろう。特典映像にも、スタッフ、キャストに大歓迎されていた様子が納められているが、50年以上前の作品世界が再現されていたのにご本人も感慨深かったようだ。「リターンズ」が絶対的に正編にかなわないのは、「チム・チム」「お砂糖一さじ」「スーパーカリフラ」などに匹敵する名曲を備えていないことだろう。これらの名曲は、ほんの僅かのフレーズが認められる程度で、一切再現もされていない。しかし、これも正編をリスペクトしながら、ブラントのポピンズの世界観を尊重し、アンドリュース版のイメージをあえて持ち込まないという作り手の潔い覚悟を感じる。アンドリュース自身、カメオ出演を打診されても「エミリーの映画なのだから」と固辞したと伝え聞く。さもありなん。歌曲ではかなわないが、アニメと一緒のミュージカルシーンやランプ作業員たちとのダンスシーンなどの出来映えは、決してひけをとっていない。是非正編と並べて鑑賞したい作品である。
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