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カスタマーレビュー

2012年1月31日
8巻にして遂に主人公の英雄が明確な戦闘の意思をもって撃ちました。いや長かった。戦闘行動にでるのに8巻までかけるゾンビものなんて前代未聞でしょう。
帯も「英雄、ついに発砲」ですし、たしかスピリッツでの掲載時は3週連続で煽りが「英雄。ついに撃つ」でした。どんだけ待たれてるんだ英雄(^^;

ところでここまで「撃たず」の逃走劇を描いてきたことに意図がないなんてことはもちろんありません。
この作品、ゾンビパニックものではありますが、もうひとつ、「ヒーローたりうる人物とは」という問いかけが常にあります。
英雄は優柔不断で気が弱く、また倫理や社会のタブー・法律に反することに極度に抵抗します。抵抗と言うよりも、畏れていると言っていい。
言ってしまえば気が弱いゆえに大きな罪悪の責任を負うことを畏れてるんですね。
しかしこの臆病さを、社会が半壊しかけたこの作品世界において「いまだに持ち続けている」ことが奇異なんですね。
倫理や社会のルールを遵法する人間と言うのは、極度に社会化されたひ弱な人間であり、およそサバイバルには向かないのですから。

しかし今回、英雄は勇躍してZQNどもを撃ち殺しまくります。なぜか? 理由は極シンプル、同行していたブライを助けないといけないから。
意地悪な言い方をすれば、人助けという動機付けがあることによって、罪悪の責任が軽くなり、今まで異様に重かった引き金が引けた、ということです。
壮絶な撤退戦の中、諦めを口にするブライを励ますほどの生命力すら発揮します。背中に守るべき相手がいると強いんですね。
英雄という人間は、己という存在に対する自信がない代わりに、「他者のため」という行動原理を与えられると強い。それは彼が現代社会で培った倫理や道義・(一般的な)正義というものに適い、彼が信奉しているからです。極端な現代人であるゆえに強い、という見事な逆転でしょう。
豪胆・埒外さを誇るばかりがヒーローではない。現代日本においてヒーローというものが存在するとしたらどういう者なのか、を描かれておられるのでしょう。

というようなことを思ったわけですが。単純な感想、今巻は熱い! 英雄とブライの共闘! 生命のほとばしりすら感じる生き残り戦! そして村井君……(;;
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