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カスタマーレビュー

VINEメンバー
2008年4月7日
 著者によれば日本国憲法の天皇の象徴規定こそアイドルの定義なんだそうで、天皇は日本国のアイドルである、と(p7)。しかし、そう書かれた序章は「『アイドルにっぽん』宣言」と銘打たれただけあって、著者はさらに「日本は世界のアイドルになるべきだ!」(p15)と踏み込む。護憲派宣言ですよね。
 でも、だったら私には本書に不満があるワケで、それは本書のタイトルが『アイドルにっぽん』なのに、基本的に男性アイドルは扱われないという点。これは先ごろ出た『テレビだョ! 全員集合』なんかも同様で、この排除がなければアイドルを「ドキュメンタリー」(p125)や「素人性」(『テレビだョ!』)の視点から論じることの説得性は、大幅減だと思う。だってそういうアイドル論の言ってることって、要はアイドルは窃視対象で、ファンというのは窃視者だって話で、オトコが少女たちに欲情しているという構図。それで天皇アイドル論が論じ切れるのか?
 しかも著者は第1章冒頭に「西田ひかるは時代を象徴しない」という文章(94年5月初出)を置き、西田を「象徴なき時代を象徴するアイドル」と規定している(p20)。のっけから象徴天皇制の基盤を掘り崩す時代認識ではないか
 とは言え、本書に「天皇の影」が落ちてないわけでもなくて、それはもちろん篠山紀信。本書のかなりの部分が、この写真家との共同作業から生まれた文章であることを思えば、彼は正に天皇に相応しく、本書の不在の中心をなしているとも言える。
 「幻の80年安保」において「少年少女は不可視の感性のバリケードを築いていた」(p83)と主張する60年生の著者の、やや衒学趣味が鼻につく文体は、「新人類」よりは「旧人類」、あるいは「全共闘世代」にむしろ近い、古風なものだと思う。生硬ではあるが…
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