カスタマーレビュー

2019年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonプライムサービスで本作品を見て、DVD購入しちゃったんですが・・・・
第4巻には第6話「赤芽球と骨髄球」、第7話「がん細胞」が収録されています。
ヒトの姿にして体内で赤血球や白血球、T細胞、NK細胞がどんな働きや、役目をしてるのかが面白いんですけど、
赤血球が中央部分が凹んでいる理由として、発想が面白いなと思ったんですよね。
赤いニット帽に「ぼんぼり」がついてる赤芽球は、卒業時に、その「ぼんぼり」をマクロファージさんからとってもらうことで、中央が凹む、という設定がユニークでした。

第7話は「がん細胞」で、人は毎日、約3000個ほどのがん細胞ができると聞いたことがあるんですけど、このエピソードで、コピーミスを起こした「細胞」が「がん細胞」で、子供のうちに免疫細胞(白血球、T細胞、NK細胞など)に消されてしまうことがわかります。

その免疫細胞と呼ばれる、彼らの働きがあって、コピーミスされた細胞が「がん細胞」を始末してくれているおかげで、本格的に発症することにいたらずに済んでいる、ということがわかりますし。

単純に医学的な話ではなくて、本作が面白いのは、エンターテインメント性を盛り込んでいるため、細胞のエラー(コピーミス)でがん細胞として誕生してしまった子供の細胞が、容赦なく消されてしまうという「本来のはたらき」をベースにしつつも、「たまさか、こんな風に生まれてしまったために、そのためだけで容赦なく始末されていく、残酷さ」を含めて描かれていたところが良かったです。

我々の現実の世界で、人間が人間の子供にしていることと重なるところがあり、「いのちって何だろう」と問いかけるような内容になっているのが良かったですね。

ここでは、「悪者」として、消される側は「がん細胞」ですが、細胞としてちゃんと生まれてこれたなら、まもられたはずだった「がん細胞」くんの、「僕は誰からも助けてもらったことがなかったから、ちょっと嬉しかったんだ」と白血球にお礼を言って亡くなるがん細胞くんの台詞は、ちょっとぐっと胸にきますね。

とはいえ、設定上、お笑い要素も忘れないこの作品。
熱血漢のT細胞と、NK細胞の、漫才を含んだ言い争いとバトルとか。
おせっかいな性格を持ちながらも、やはり、あくまで冷静沈着な白血球とか。
「笑い」で戦闘能力が高くなる「NK細胞」という設定とか。
最後には、NK、T細胞、白血球で連携プレーで、がん細胞くんを倒すという、ある意味でヒーロー的な要素が盛り込まれて危機を脱するラストなど、なかなか、面白く見ることができて良かったですね。

また、それぞれのエピソードをコメンタリーつきで再生してみることもできるため、あ、このシーンの時には、こういった工夫がされてたのかなどなど、裏話もあるので面白く見ることができるのが良かったです。

ただ、最低でもDVD一枚につき、毎回3話くらい収録されてても良かったんじゃないかという思いもちょっとあったりして。
第一巻は第一話のみ、またラスト14話「風邪症候群」も別途一話収録で「特別編」として発売されていて、2巻から7巻までが2話ずつで、ちょっとそろえるとなると、大変なのがマイナス部分かなと思いました。
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5つ星のうち4.7
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