カスタマーレビュー

2010年6月17日に日本でレビュー済み
台湾の日本語族の方々の声はこれからを生きる若い日本人にとって貴重で有り難いものだと思うようになってまだ3年ほどの中高年です。戦後民主主義という美名のもとに愚民化洗脳教育で育てられた者にとって、台湾やパラオの日本語族やの声ほど、作為なく自然に受け入れられるものはない。その意味でこの書は聞き手たる猪股さんの素直で微笑ましい感性がさらに証言を好ましく導き出している。若者には特に抵抗なく伝わる様に思います。なんの虚飾もなく誠実に語られる日本統治への感謝と郷愁、そしてそれと対極の国民党による恐怖。本書によって目を覚まし、一度は保守派たとえば、藤原正彦、渡部昇一、中西輝政、王善花、櫻井よしこ、などの著作や意見にもっと関心を持って欲しいと思います。ただ私は、戦争についてもっと別の反省が必要だと痛切に思うのです。もし外交の致命的なミスがなかったら、あるいは屈辱的な講和でさえ結ぶ勇気があったならば、国民党による虐殺の恐怖もなく、台湾の人々はもっと平和で幸福な生活ができたのです。たとえコミンテルンやスターリンやルーズベルトの謀略があったとしても、やはりそれに嵌ってしまった事はもっと分析し反省しなければなりません。植民地統治をしているものとしてのそれが責任というものです。日本人だけでなく台湾や朝鮮の人の運命も背負っていた訳ですから。かえすがえすも、リットン調査団の報告を受け入れなかったことや、三国同盟に走ってしまった愚挙が悔やまれる。そういう反省こそ自らもっと追求しなければ英霊達を含めた犠牲者に申し訳がない。保守派の人達の歴史感の多くは正しいけれど、そういうところを避けてとにかく誇りを取り戻せという点があるならそこは再考すべきだ。
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