カスタマーレビュー

2018年12月17日
東洋思想、といっても老子・論語・禅の思想がメインです。宗教用語は一般のことばに解きほぐしてあり、誰でも読みやすいでしょう。
西洋の分析的思考を是とするパラダイムが転換期を迎え、東洋的な思想に解を見出そうとする動きが簡潔に述べられています。

ただ、著者が盛んに言う「西洋知と東洋知の融合」について、その形は本書では示されません。
「具体的にそれはどういうこと?」と問うことは西洋的な思考だそうなので、あえて突っ込みませんが、
完全な転換ではなく融合を志向するといいながら、事例などは転換を示すものばかりで、融合という語は釣り文句なのかなと感じました。個人的には、西洋的な思考法を手段として持つことと、思想的に東洋的な姿勢を持つことは矛盾しませんが、あくまで東洋思想への移行を是としている風が文から感じ取れ、宣言と文章に矛盾を覚えます。
西洋圏で注目されている東洋思想についてざっと把握するのには良いテキストとして使えるとは思います。
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