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カスタマーレビュー

2013年7月15日
ヨーロッパではネット政党である海賊党が話題になっていたらしかったが、日本のメディアはほとんど取り上げることはなかったので、その実態はわからず、政治活動の座標軸も不明であった。「海賊党の思想」は、白水社のホームページで津田大介氏が推薦していることを知ったが、今ネット選挙が話題になっていることもあって、入手し読んでみた。この著者の本は以前に少し読んだことがあるので、今回はどのような切り口なのか興味もあった。海賊党という「怪しい名前」は一種のジョークであり、ネット弱者を擁護する政党であることがわかった。というのもネット資本家が強者の論理でたえず、著作権をコントロールし、フリーダウンロードすらままならないからだ。また海賊党が実験している「液体民主主義」という政治システムは、従来の一方通行の政治から市民の意見を汲みあげる双方向のガバナンスを目指しているので、閉塞状況にある日本の政治と違って新しい政治手法であると思った。とくに印象深かったのは、ドイツの若者たちがネットを用いて政治改革に情熱を注いていることであった。ドイツ海賊党の政治スタンスは、ナチスとは正反対のインターナショナルな「左翼」的であるとのことである。この本は日本初の包括的な海賊党の内容をレポートしたものであり、期待を裏切らず、正直言って面白かった。ちょうど偶然「東京新聞」にこの本に関するインタビューが載っていたが、著者はネット弱者対ネット資本側の関係が、「南北問題」に相当する思想性をを持っていることを主張していた。21世紀の近未来において、ネット弱者を擁護する政党が、日本でも草の根運動から登場するのかどうか見守りたい。ヨーロッパの海賊党がどのような消長をたどるのか、それが日本においてネット政党の出現と密接に関係しているようだ。       (東京 清彦)
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