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カスタマーレビュー

2013年3月13日
内科医をやっています。
読んでみての率直な感想は、論拠が浅いということと、極端だなあということです。
論拠については他の方がレビューしているようですので、ここでは割愛致します。
あと、がんもどき理論については全く客観性のない、思いつきレベルの疑似科学ですので、それについても割愛します。

賛同できる部分もあります。進行癌に対する記述は概ね同意で、今の医学でも事実上太刀打ち出来ない進行癌に対する抗癌剤治療などについては私もどちらかと言うとあまりやりたくない派です。
ただ、この本を鵜呑みにしてむやみに医療から離れるのは危険です。
別に著者の主張するように金銭的収入が云々というわけではありません(ていうか、なんでそういう穿った見方をするのかな?)。治せない病気もあれば、治せる病気もあるのが今の医学です。
健康診断で初期の癌を見つけて治療して、事なきを得た方をたくさん見て来ました。
一方で、健康診断をあまり受けなかったり、「要精査」の結果を無視して癌の発見が遅れ、猛烈に後悔している人たちも見て来ました。
高コレステロール血症や高血圧の治療をないがしろにして脳卒中を発症し、半身麻痺や言語障害になった人も見ました。
絶対にとは言えませんが、その方々は早期発見、早期治療をしていれば今でも元気に生活していたかもしれません。
もちろん、それらを放ったらかしにしていても天寿をまっとうする人もいます。逆に、治療をしてても発症する人もいます。
医学は確率論の世界で、あくまで予防医療は発症率を減らすことしか出来ません。
著者の言うとおり、現在の医学ガイドラインはかなり厳しめに作られているのは事実で、何十人治療して初めて一人の患者を減らせる、ということもザラです。お金をかけすぎているという見方も分からなくはありません。
でも、統計的には数%でも、発症した本人にとっては100%なわけです。
放っておいてもある程度は大丈夫、だけれど発症したら相当にタチが悪いものに対する治療・検査の手間とお金を無駄と捉えるか将来への保険と捉えるかは人それぞれということです。
心身ともに健康的な生活をしていれば病気にかかりにくくなる、というのも本当だと思います。でも、そのような生活をしていても病気になる人はなります。
製薬会社の拝金主義が気に喰わないのは私も同じですが、それは患者側にとってはある意味どうでもいいことで、自分の健康だけを冷静に考えたほうがいいと思います。

<<最後に、「近藤信者」にまだなっていない一般の方へ>>
他のレビューを見ても分かると思いますが、医療不信の心を巧みに刺激する内容になっています。
そのためか、書かれていることに盲信的な方もいます。
また取り上げている根拠も不十分なものが多く、自説に有利になるような解釈をしている部分も多々あります。論文として提出したら、客観性に欠けるということで査読の段階で跳ねられてしまうようなデータの集め方をしています。一方で世界中の医師による、統計学的なデータに基づいた何千何万の研究成果を否定している部分もあります。それらに対して自分の理論が正しいのが認められないのは、自分の客観性のなさを棚に上げて医者や製薬会社が金儲けできなくなるからとかプライドが許さないとか、陰謀論めいた邪推としか言えないような考察を加えていることも少なくありません。
確かに医学は自然科学であり完全な正解がなく、「絶対に良くすることができ」ないからこそ、医療は人の心に不信感を生じやすい分野です。もちろんそれは、治療前の説明不十分だった医者側にも責任はあるでしょう。だからこそ、主観を排し、客観的なデータを蓄積して正解を探していかなくてはならない学問分野なのです。
医療界に対して攻撃的な文体の本書は、医療に不信感を持っている方々にとっては清々しく映るかもしれません。
でも、本書をもし読まれるのであれば、そのような文体に煽られないように冷静な心で読み進めるよう心がけて下さい。

予防できる病気、早期に治療して完治できる病気をもまとめて自然に任せるのがよし、というのはさすがに極端が過ぎます。しかも確固たる根拠なしに。それで満足できる人は別にかまいませんが、もし後悔してもこの本は何の保証もしてくれません。
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