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カスタマーレビュー

ベスト500レビュアーVINEメンバー
2016年7月24日
上下巻にわたる大部です。しかしテーマはなぜ欧州文明が人類をリードしているかというスケールの大きなものなのでむしろコンパクトというべきでしょう。
上巻の内容は、作物や家畜の種類が多いことと、東西に長いか南北に長いかがユーラシア大陸とその他の大陸での文明の差となったというもの。
下巻では民族の移動による文明の伝播を言語の分布から証していきます。そして最後に人類を代表する文明の決勝戦ともいうべき中華文明と欧州文明の対決と結果を論じて締めくくっています。端的には文明圏が一つの権力に支配されている場合、その意に沿わないアイデアは抹消されるが、複数の権力に分かれている場合はどこかで採用され日の目を見るから発展が妨げられない。中華文明は皇帝の意思が全てだが、欧州文明は例えばローマがダメならパリが、ベルリンが、ロンドンがあるといった具合。それは統一を夢見続けたヨーロッパ人にとって皮肉な結論というべきでしょう。
ただ、この見解には一つ穴がある。アイデアが採用される以前にそのアイデアを生み出す自由がなくてはならないことには触れられていない。少なくとも、ルネサンス期とそれ以降の華やかな欧州文明とそれ以前のローマカソリックの圧迫の時代の対比も説明する必要があった。
本作は意欲的ではあるが、もっとも重要な部分が半分しか描かれていない。よって辛めの感想にならざるを得ない。
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5つ星のうち3.8
54
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